佐藤洋太

東洋太平洋Sフライ級7位にランクインされましたクラッカークラッカークラッカー


現在、日本Sフライ級1位・WBCSフライ級24位


まぁ、今は日本タイトルに照準を合わせているので必要ないですが、

今後、統一戦やキャリアアップで必要になるかもしれないのでね


もらえる物はもらっておけ!って感じです(笑


チャンピオンカーニバルの相手も決定していませんが、

今は回りを固めて地盤を作り、挑戦の時期を待つべきだと思います


Sフライ級の日本人を上から順に

赤穂(3位)粉川(4位)大庭(8位)ジェロッピ(9位)殿村(14位)杉田(15位)


ちなみに、Sフライ級の世界ランカー

河野(A3位・C5位)中広(C3位)翁長(C15位)

坂田も現在はSフライ級ですが、フライに再転級です


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11/13の試合を少しだけ書きます


入場時、緊張と言うか入れ込み過ぎと言うか硬くなってる印象がありました


でも、試合が始まるとステップを駆使してほとんどパンチをもらわず1Rが終了しました

ただ、手数の差が大きく1Rは分の悪いイーブン

慎重に行ったのは良かったが少し消極的過ぎた


2R、同じ展開でスピード差を活かして相手を空転させる

時折、左フックでヒットを奪い流れを引き寄せる

しかし、ゴング間際不用意にビッグパンチをもらってしまう

相手は頻繁にスイッチを繰り返す変則、その流れで見切れなかったのか…


3R、明らかに効いている状態で序盤に再び大きいのをもらいダウン

ダウン時に強く頭を打ち、立ち上がろうとするもレフェリーストップ


残念ながら負けてしまいました


周りにいたジムメイトの話が聞えました

「練習でやっていたことが出せてなかった」

もちろん、本番と練習では違うでしょうけど、悔いは残っているかもしれません

本人の気持ちを代弁する気はありませんが、

怪我を克服しての試合だったので完全燃焼させてあげたかったです


負けた選手の気持ちを同じ様に理解してあげることはできませんが、

気持ちを切り替えてあげることは僕にも出来るかもしれません


試合前に彼のお母様とお話させていただいた時、

「ボクシングって残酷よね」

とおっしゃってました


殴りあう事が残酷なのではなく、絶対に勝者と敗者が生まれてしまう現実の事です

僕が思ったのは、団体競技であれば勝っても負けても複数のメンバーで分かち合えます

でも、ボクサーは負けを一人で背負わないといけない

勝った時は、ジム関係者・応援団と一緒に勝利を分かち合えても

負ければ結果も内容も全て一人で背負わなければいけない…


その残酷なリングへ向かう息子への気持ち

「母親としてボクシングはやめて欲しいけど一生懸命やってる姿は応援したい」

「あの子は、本当に物事をマジメに取り組むことが出来る」

母の強さを目の当たりにすると共に、息子への誇りも感じる事ができました


僕が同じ状況に立った時、子供と向き合ってあげられるのか?

困難な道を選んだ時、背中を押してやれるのか?


僕にとっても、いろんな事を考えさせられる大きな一日になりました


最後に、彼は病院へ行きましたが検査の結果「異常なし」

しばらく、ゆっくりと体を休めてください、お疲れ様でした