日本バレエ協会主催、Ballet Creation(バレエクレアシオン)を鑑賞してきました。

 
えっ?バレーボールじゃなくて、バレエ? 踊る方の??  はい、そうでございます。
 
もちろん私、バレエなんて、全くの門外漢で良く分かっておりません。しかし、同僚で尊敬する、平山素子先生振付による新作が上演されるという事で、お誘い頂きまして、場違い覚悟で、会場のメルパルクホールに足を運びました。
 
案の定と言いますか、、、会場には私のような体育会系オヤジは皆無。隣には、いかにもバレエに造詣の深そうなマダムが着席あそばれていまして、アウェイ感いっぱい(汗)。
 
演目は、三部構成で、いずれも新進気鋭の日本人振付家3名によるオリジナル作品ばかり。衣装、照明、音楽、舞台装置、いずれも趣向が凝らされていて、ど素人の私にとっても、エンターテイメントの要素満載で、とっても楽しめました。
 
その中でも、圧巻はトリを務めた平山作品。とにかく、魂を一番揺さぶられました。
 
作品名は『sarucophagus/サルコファガス』で、語源はギリシャ語の sarx(肉体)+ phagein(食べる)から来ており、「肉体を食べるもの」という意味が込められているということ。
 
何かおどろおどろしい感じがしますが、血沸き肉踊るような躍動感は、バレエという概念を越えて、ズドンと心に突き刺さりました。
 
素人がご託を並べると、安っぽい食レポのようになってしまうので、あえて内容には触れませんが、一流の才能が結集して出来上がった最高の舞台は、まさに『バレエの最強進化形や~』
 
「やはり一流は違う!」と実感して、帰ってきたのであります。