
ISBS運営スタッフ全員で記念撮影
5日間に渡る国際スポーツバイオメカニクス学会(ISBS)が幕を閉じた。
運営に関わったスタッフのひとりとして、本学会大会を振り返ってみると、手前味噌と言われそうだが、ほぼ全てのセクションやイベントにおいて、滞り無く、円滑に運営が行われたのではなかろうか?
もちろん、多少の混乱やこうした方が良かったというマイナーな問題はあったが、総じて参加者からは、学会の運営に対して好意的に評価する声が多かった。
特に、懇意にしている元会長やボードメンバーから直に「パーフェクトに近い運営だった」とのお褒めの言葉をもらったのは、素直にうれしい。もちろん、リップ・サービスが含まれているのは重々承知の上で、、、
でも、「あえて問題点をあげるとしたら、何かある?」と聞いてみたところ、「路線バスに乗る際、整理券を取り忘れて、降りる際に運転手とすったもんだした」とか「プログラムの巻末にある日本語例文はとても有益だったが、日本語で聞くと(例えばいくら?とか)、日本語で返ってくるので(当たり前のことだが)、返って困った」などという、笑うに笑えない、些末なことばかりであった。
それはさておき、このようにうまく運営ができたのは、各セクションの担当者が我が事として、どうすればスムーズは事が運ぶかを自分で考えて行動できた事が大きいと思う。この辺りは、「改善の精神」と生真面目さが染み付いている日本人ならではの対応だったと思う。
運営以外に目を向けると、とくに印象に残ったのは、日本人研究者の英語プレゼンがうまくなったことである。
一頃前だと、口頭発表を避けてポスター発表でお茶を濁すとか、たとえ口頭発表しても原稿棒読みの日本人と言うイメージだあったが、どうしてどうして、本大会ではとても立派な発表をする日本人若手研究者が多かった。
我々が若手と呼ばれた頃は、海外で学会発表するというのは、一世一代の晴れの舞台であり、とても緊張したものだが、今の大学院生等は日本にいても海外研究者とディスカッションする機会があるし、特別なことではなくなってきているのだろう。
自分のところの大学院生を見ても、堂々と原稿見ずに10分間の発表を行い、質疑応答もそれなりにはこなしていたのを見るにつけ、我々のジェネレーション1.0とは違うな~と感心する。
このように今回国際学会の運営に携われたのは、自分にとっても大変良い経験となったが、2年後の2018年には再び筑波大学で水泳の国際学会を開催する予定(BMS2018)になっている。是非今回の経験を活かして次の学会をより良い大会にしたいものである。