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OB・保護者・選手・スタップ一同による記念撮影

 9月4日~6日にる3日間,第91回日本学生選手権水泳競技大会水球競技が
相模原グリーンにて開催された.

 昨年5位の筑波大学は,ノーシードから,苦しい試合を勝ち抜き,最終3位を勝ち取った.

 もちろん,優勝を狙って臨んだわけで,これで満足というわけではないが,
今シーズンなかなか結果が出せないでいたチームにとって,まずは来年度のシード権を獲得し,
さらに10月の日本選手権本戦出場権を得た意義は大きい.

 今シーズンは,水泳部顧問として外野からチームの戦いぶりを見てきたが,
選手たちは本当によく戦ったと思う.

 さらに佐々木監督,川合コーチもよくチームをまとめ,
冷静かつ大胆なベンチワークが光った.
 
 そしてなにより,一番の功労者は,市川キャプンを始めとする,淡路君,坂上君の4年生である.

 三者三様で,最初はややギクシャクしたが,それでもインカレが近づくにつれて,
驚くほど結束が高まり,4年生が名実ともにチームを引っ張っていってくれた.

 筑波大学の場合,基本的には学生主体で練習を組み立て,
試合での戦術も練るので,4年生のリーダーシップがそのまま,チーム力を左右する.

 その意味で,市川キャプテンの卓越した戦術眼,淡路副キャプテンの面倒見の良さ,
坂上君の泥臭くも必死のプレーがチーム力の源泉となった.

 さらに,忘れてならないのは保護者の方々のバックアップである.

 特に4年生の保護者の方が中心となり,熱心にチームをサポートして下さり,
結果を出せないでいたチームの背中を大きくしてくれたように思う.

 ゲーム中,誰それの子というのに関わらず,ミスをしようと常にポジティブに
声を枯らして,応援してくださり,選手達を鼓舞し続けて下さった.
 
 本当にどれだけ感謝しても足りないくらいである.

 しかしこれで終わったわけでなく,10月には最大の目標でもある日本選手権が控えている.

 ここ数年,本戦出場さえ叶わなかったので,なんとしてもこれまでの雪辱を晴らし,
筑波水球の存在をアピールして欲しいと願うばかりである.