
体育センター歓送迎会(於とん兵衛、つくばセンタービル)
毎年3月は、ご退職あるいはご栄転される教職員の方々の送別会シーズンである。
今年度も体育センターからは、4名の方が体育センターから巣立っていかれる。
その4名の方とは、最前列左から2番目の村瀬陽介先生(特任助教)より順に
関口俊雄さん(主任専門職員)、遠藤卓郎先生(教授)、松田裕雄先生(講師)の面々である。
4名の方々それぞれに大変お世話になったわけだが、
とりわけ村瀬君には、私の仕事をずいぶん肩代わりしてもらい、苦労をかけた。
村瀬君が特任助教を勤めた3年間、彼には水球部門の監督としてクラブの指導に当たってもらった。
その他、私がエジンバラ大学留学中は共通体育授業の「水泳」を代講してもらったり、
プールの施設管理や一般開放の運営を一手に引き受けてもらったのである。
村瀬君はとても真面目な性格で、なんでもキッチリこなすので、
安心して彼にすべてを任せることができ、お陰で私は過去3年間、日本代表監督の職務や
海外での研究活動に専念する事ができた。
村瀬君が筑波大水球チームの監督を勤めた3年間、筑波大の水球は大きく変貌を遂げたと思う。
端的に言えば「水球からウォーターポロへの転換」が図られ、
選手の意識も大きく変わったと言える。
ただ残念ながら、直ぐ様結果に結び付けることはできなかったが、
変革の芽は確実に育っているので、今後花開き、結実するものと確信している。
また、プールの一般開放に関しても、利用者の安全確保と利便性を両立するために
大変腐心し、新たなルールを作って、運営にあたってくれた。
お陰で多くの学生や教職員がプールを利用することができるようになった。
4月からは、心機一転、また博士課程の学生として学位取得に向けて、邁進すると聞いている。
これまでの3年間、体育センターの仕事とクラブの面倒を見ながら、
研究活動を行うことは大変困難なことであったと思う。
よって今後は、とにかく研究に専念し、論文を早く仕上げて学位を取得し、
研究者として成功する事を願っている。