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2013スポーツ祭東京茗水会inアルカディア市ヶ谷私学会館
 
 東京での国体開催に合わせて、引率者あるいは競技役員として上京された水泳部OB・OGに加え、
在京の水泳部OB・OGが市ヶ谷の私学会館に一堂に会し、盛大に茗水会を行った。
 
 80名を超える参加者があり、これだけのOB・OG諸氏が集まったのは、私の知る限り初めてだと思う。
 
 特に40歳以下の若手が多く集まったことは、大変喜ばしいことである。
 
 東京教育大学水泳部および筑波大学水泳部のOB組織である茗水会は、
家族的なつながりで運営されてきており、私学の体育会OB組織のように、
きっちりと組織化されていなのが特徴である。
そこがいいところでもあるのだが、残念ながら母校やOB組織へのロイヤリティという意味では、
意識が希薄であると言わざを得ない。
 
 にも関わらず今回多くの若手OB・OGが集まってくれたのは、東京という地の利もあったが、
その他の要因としてFacebookを活用して、PRしたことが功を奏したのかもしれない。
 
 現在Facebookにおける茗水グループの所属メンバーは268名を数え、
現時点での茗水会会員数の3分の1以上を占める。
 
 60歳より年長の方は、あまりインターネットを利用しないと考えると、
茗水会のアクティブメンバーの半分以上はカバーできているのではないかと推察する。
 
 体育系クラブのOB会というと、どうしてもOBの有り難いお話が長々と続き、
堅苦しく、わざわざ時間とお金を使って参加しようと思えないのが本音であろう。
 
 加えて、久しく顔を出していないと、後輩と言っても、知らないメンツばかりでバツが悪い。
 
 でも同期やホントに世話になった先輩や迷惑をかけた後輩には会いたいものである。
 
 そういう意味で、仲間を募り、みんなでイベントに参加しようとする時、
Facebookは威力を発揮すると思う。
 
 ご存知の通り、Facebookは、もともとハーバード大学の学生が自分たちの仲間内で
美人コンテストをするために、遊び半分で作ったソフトウェアであり、
顔写真の一覧を載せたのがFacebookというソフト名の由来ともなっている。
 
 そして当初は、ハーバード大学の同窓生に限定して運営していたわけだから、
Facebookは同窓会やOB会のためのソフトウェアとも言っても過言ではない。
 
 よって、Facebookをうまく活用できれば、OB会組織の活性化に大きく貢献できると思う。
 
 で、その活用方法(本来あるべき姿)として、今回は参加者全員の顔写真のアップを撮りまくって、
Facebookにアップロードした。
 
 できる限り、同期の仲間どおしを集めて写真を撮ろうとしたが、
そうすると、たくさんメンバーが集った代とそうでない年代が一目瞭然。
 
 それは致し方ないことだが、「俺達の代は少ないですね~。次回はもっと集めます。」
という発言が出たりして、これがきっかけで茗水会への参加率が今後高まるかもしれない。
 
 また今回、一人ひとりの顔写真をアップしたことで、
トータルで500回以上の「いいね!」が送られてきた。
 
 PCやスマホの画面で、何十年振りに、先輩・同期・後輩の顔写真を見つけ、
消息を確かめ合うやり取りも多く見られた。
 
 あるいは、同じ会場内にいたのに、あまりに人数が多かったので、じっくり話をすることができず、
後でFacebook上で昔話に花が咲いた事例も見受けられた。
 
 てなわけで、みんなつがりを求めている事が分かったわけだが、
誰かがそのお節介をやかないとうまく回らないのも事実。
 
 よって、勝手に写真取られてFacebookに載せられたと怒っている先輩・後輩の皆さん、
茗水会発展のためと思って、どうか許して下さい。