今回は、なかなか天候には恵まれない実習であるが、
自然相手となれば、これもいたしかたない。
自然相手となれば、これもいたしかたない。
そんな時は、逆らわずに、どうしたらもっと楽しくなるか?を
考えるのが、野外での授業の真骨頂である。
考えるのが、野外での授業の真骨頂である。

金谷旅館は、金谷山を背景にする緑に囲まれた広大な敷地の中に、
今から130年以上前の江戸の末期に、一軒宿として建てられた
歴史と伝統を受け継ぐ名物旅館である。

長さ約十五m、幅約五mの巨大な浴槽は、木造の大浴場としては、
現在でも国内屈指の規模で、千人風呂とよばれ、
確かに立ったまま入れば、千人は大げさかもしれないが、
かなりの人数がいっぺんに入れる大きさを誇る。
基本的には、男女混浴で、今晩も女子学生が
勇気をふるって?!千人風呂で混浴を体験した。
勇気をふるって?!千人風呂で混浴を体験した。

しっかり温まった後は、座敷の休憩所へと移動し、
ジュースを飲みながら、教員、学生入り乱れて、
実習中に起こったハプニングなどに関する様々な話に花が咲いた。

学生や若い補助員にとって、こうした純和風の
レトロなスペースで、まったりするのも一興で、古き良き時代に
思いをはせる貴重な時間となったことだろう。
海の生物を観察するだけでなく、こうして温泉に浸かったり、
地元文化に触れたりすることは、大学の中では学べない、
貴重な経験になったに違いない。
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地元文化に触れたりすることは、大学の中では学べない、
貴重な経験になったに違いない。
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