3月6日(金)に体育センターが主催して、
「大学体育」の未来を考える国際フォーラムを開催しました。

 国際と銘打っていますので、海外からも講師をお招きし、
講演を行っていただきました。

 そのお一人が、清華大学体育教研部教授の張先生です。
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張先生は、運動生理がご専門で、競技はサッカーをやっておられました。

 今回は、中国ナンバーワン大学である清華大学での体育の授業に関する
情報提供をしていただきました。

 驚くのは、そのスケール。さすが中国です。

 陸上競技場は5つあるというし、プールだって辰巳のプールぐらいのが
「でーん」と学内にあるのです。

 それに大学4年間、一般学生であっても体育は必修ですし、
大学院でも体育の授業が課せられているのです。

 やはり国家の威信をかけてエリートを養成する大学だけあります。

 エリートたる者、頭脳はもちろん、強靭な身体も持ち合わせなければならないのです。

 でもそんな超エリート大学の教授ですが、張先生はいたって気さくな人です。

 イメージとしては、30年前の東大教授というくらい、ステータスはあると思うんですけど、
やはり大物は謙虚なのかもしれません。

   
「大学体育」の未来を考える国際フォーラム
【主催】 国立大学法人筑波大学体育センター

【趣旨】
 「知の競争時代」を迎え,いま大学では自らの「教育力」が大きく問われています.その「教育力」を高めるための様々な取り組みの中で「大学体育」はいかなる役割を果たすべきか,また変容する現代のニーズに対応するために「大学体育」で何を教えるべきか,検討する必要に迫られています.
 そこで筑波大学体育センターは,国内外における「大学体育」に関する先進的な取り組み事例を紹介しあい,「大学体育」の未来を考える国際フォーラムを開催いたします.

【開催日時および会場】
 平成21年3月6日(金)  10:00~19:00
 筑波大学総合研究棟D 1階会議室, 筑波大学 大学会館1階「レストランプラザ」

【大会プログラム】
  <第1部> 招待講演 10:00~11:45 総合研究棟D 1階会議室
          招待講演(1) Dr. Zhang Bing (清華大学体育教研部教授)
          招待講演(2) Dr. Jackie Goodway (オハイオ州立大学准教授)
  <第2部> パネルディスカッション 13:00~16:00 総合研究棟D 1階会議室
           基調講演 清水一彦(筑波大学人間総合科学研究科長)
            パネリスト
           ●鈴木 守(上智大学文学部教授)
           ●鈴木久雄(岡山大学スポーツ教育センター教授)
           ●緒方 良(日鐵商事名古屋支店副支店長)
           ●鍋倉賢治(筑波大学体育センター准教授)
           ※第1部および第2部は無料
<第3部> 情報交換会 17:00~19:00  筑波大学 大学会館1階「レストランプラザ」