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 アインシュタインの眼のディレクターから、
海難事故の発生メカニズムに関する解説を依頼されて、茨城県の波崎海水浴場へ出向いた。

 連日のテレビ収録であるが、いつもこんな状態であるわけではない。

 4年に一度、それも夏限定であり、極端な季節労働者である。

 アインシュタインの眼は、超ハイスピードカメラや超高感度カメラを用いて、
われわれの眼では見えない、現象の真実に迫ろうとする番組である。

 今回は、「なぜ人は海でおぼれるのか?」という問いに対する回答を得るために、
離岸流や波にのまれた人が、水中でどんな振る舞いを見せるのか、高速度カメラと
水中カメラを駆使して、そのメカニズムを探求した。
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 しかし当日は、あいにくの荒天で、雨が降りしきる中、ロケが敢行された。

 自然相手の、ロケは本当に大変である。

 天気が良すぎて波がなくてもいけないし、かと言って大荒れでは撮影自体もできないし、
お天気の神様にほどほどにとお願いしても、そんな願いをかなえてくれるわけはない。

 結局、数カット撮って、解説を試みたが、思うような映像が撮れず、
また翌日撮影と言うことになった。

 嗚呼、こりゃ大変だわー