ギルマスの藪の歩き方 11 サバゲを長く楽しむコツは | ギルドBAR森人オーナーhideのブログ

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第11回は「サバゲを長く楽しむ上での工夫」を自身の体験談や仲間達の失敗談も踏まえて書いていきたい。

 

①人生は長い。

 ギルマスは小学生の頃からサバゲをやっているので45年程度のサバゲ経験がある。しかし、仲間にはギルマスが高校生だった頃に全国大会で優勝した更なるベテラン連中もいる。現在60歳の友人は毎週土日を僕と一緒に連戦している強者でもある。

また、70歳OVERの現役ゲーマーは自衛隊を退官後、奥様と日本全国を旅しながら暮らし、ギルマスの貸切線(仲間達が集まる一番ヒリヒリした戦場)に合わせて帰郷する。

 先日、学生時代の後輩とサバゲフィールドで偶然再開した。35年振りだった。その間辞めていたサバゲを始めてみたばかりの再会だった(奇遇だね)。改めて、一緒に遊べたら嬉しいが、続けるのかは彼次第。

 何が言いたいかというと、サバゲは幾つになっても楽しめる遊びだということ。

 人生にも色々なステージがあり、細く長くで構わないので、無理せず続けていければそれが最高だと、僕個人は信じている。 

 

②年齢もバラバラ。巧者の属性もバラバラ

 :若いけど上手いやつ、ベテランだけど下手なやつ、楽しんでるやつ...かなり幅広い年代、社会的な属性もバラバラ(バイト野郎が大手企業の役員にタメ口も?)が自然に集まって一緒に遊んでいるのは、かなり珍しい環境だと思う。仕事をする時の肩書きよりも、「気のいい奴か?」、「巧者と周囲に認められているか?」だけで判断される文化。シンプルで良い。

 

③体力や瞬発力がなくても上手い奴は上手い。

 素直さと頭の良さ(機転がきく・失敗から学習するの意味。学歴は全く関係ない)は必要だと思うが、サバゲを楽しんだり、周囲に巧者だと認められるのに体力や瞬発力は必須ではない。

 

 い)片足が義足の巧者もいた。

  30年ほど前になるが、あきらかな義足(片足・膝下)のプレイヤーがいた。若かった僕よりも上手く、会話したことはなかったが、強敵としてマークしていた。

  先日もNO9で、片足義足の若者と一日遊んだよ。またどこかのフィールドで会えるのを楽しみにしている。

 ろ)一般的なスポーツとは違い、身体が小さい方が有利。

  女性や子供の様に、身体が小さい・細い方が被弾面積が小さいので有利。

 は)のっぽ、デブも自身の活かし方

  アメリカンフットボール並みに、色々なポジションやキャラの立て方が可能な遊びなので、自分に合った戦い方が見つけられる遊び。手練れな友人にも力士な体型の方も実際にいます&それを補う戦い方で猛威を奮っている。

 

④少ないチャンスを無駄にしない準備を徹底している

 結婚や転職、子供ができるなどの理由でサバゲへ来なくなるメンバーも多いが、環境が変わっても続ける奴は意外にいる。環境をやりくりしてサバゲを続けた奴は、所謂「強者」になっているケースが多いのも事実。では、彼らはどんな工夫でサバゲに行ける環境を作ったのか?

 い)一般常識を無視レベルに、良き旦那/父、母である。

  …仕事の多忙を言い訳にせず、家事や育児を率先し、月に一度などのサバゲのチャンスに家族が笑顔で送り出してくれる環境を作っていた。

  …サバゲを通じてメタボ体系がスリムビューティに。体系キープ目的をパートナーにPR。サバゲに行かなくなって体系が見苦しくなるやつも多い。

 ろ)サバゲに行かないときも体調管理。

  …普段から体力維持(階段の使用とか)に気を配り、サバゲ前日は飲み会を入れないなどのスケジュール管理。少ないサバゲ体験を楽しみ切れる体力・気力=コンディションを整えている。

 は)馴染みのフィールド・仲間・ネットワークを持っている。

  …無作為に行けるフィールドに行くのではなく、数少ないサバゲ休日を謳歌できるに相応しいフィールド(曜日や開催日によって文化やレベルが変わる)を持っている。

    に)雨予報は一日単位ではなく、時間単位・ピンポイントの住所指定で、変化を追って判断。

  …最近の天気予報は「ユーザーからのクレームを恐れているので、多少の霧雨でも1mm予報を出す」。実際は時間単位で1mm〜2mmならサバゲに支障はない。また、多少の雨予報でも強者(変態?、サバゲ好き?)が集まるフィールドを知っておくと少ないチャンスを無駄にすることがなくなる(千葉ならSEALsは雨でも強者が来る)。

 

⑤サバゲにも色々ある。

 ギルマスは藪でのヒリヒリした攻防を丁寧に楽しみたい派のプレイヤーだが、サバゲっと言っても色々な楽しみ方がある。自分が遊びに行きたいと感じる環境を選べば、それが正解である。

 い)エンジョイゲーマー:勝敗には然程拘らず、自分を発散できるフィールドやイベントを選ぶ派。大多数がこんな感じだと思う。楽しく続けていけるなら、それで構わない。

 ろ)UABやスピードQB等のインドア・バリケ特化の競技的なサバゲ:これも奥が深い。5mで弾を避ける動体視力の強者までいる。ギルマスは下手。

 は)ヒストリカルゲーム派:戦史などに忠実に装備や情景を楽しむ層。サバゲの勝敗よりも情景の再現や、その貢献にダイナミズムを感じる。ロシア、ドイツ、ベトナム、アフガン... 年代などによって細かく分けられるらしい。服装規定の厳しさも主催によってまちまち。ギルマスは興味ない。

 に)形にとらわれずに:上述はわかりやすい例を挙げたにすぎない。他にも色々なスタイルが存在するし、誕生していくものと考える。大事なことは、皆が笑顔で「また遊ぼうね!」とサバゲを楽しむこと。

 

⑥仲が良くても「チーム」は作らず、「連絡網」が良い。

 仲の良いサバゲ仲間達ができると、ついテームを作りたくなってしまう。

 チームに所属することのデメリットをここで列記してみたいと思う。

 A:チーム。仲間の期待が強すぎて負けられず、被弾判定が緩くなる。

 B:好きな装備が使えない。

 C:他のチームと張り合う>対立構造になりやすい。勝敗にこだわる。>険悪に…

 D:自分の好きなフィールドではなく、チームの皆が行くフィールドに行く。

 E: 自分のプレイスタイルを貫きにくい(ギルマスは「お前が早すぎるからついていけない=もっとゆっくり」と言われてた)。連携に足る相手であれば問題ないが、チーム内で無理に連携しようとしたがるがモヤモヤが残る。よくある話である。

 F:チーム内の優劣や人間関係が嫌になり、サバゲもやめてしまった。って話は本当によく聞く話。

  チームのメンバーに気を遣って、サバゲ自体に行かなくなる。…悲しいがよく耳にする。

 

 上述のデメリットを分かった上で、上手い運用(心の広い、おおらかな)ができるなら、サバゲ仲間とチームを組むのは素敵なことだし、文句をつけるつもりは全くない。過去に妙に厳しいチームに所属して、色々と面倒臭い事にも巻き込まれ、自身が炎上もさせた経験(度々)から、現在ギルマスが主催しているのは連絡網(好きなやつが、気楽に、自分の都合で参加を決められる情報交換の場)にしている。

 

⑦自分にわがままに

 サバゲなんて所詮は遊び。せっかくの休日を楽しく過ごすための手段。なので、真摯に遊ぶのは当然ながら、自分が素敵な夕日を見れるような環境を探すことをお勧めする。

 適当な射撃戦で、被弾判定がぬるい方達とモヤっとしながら一日過ごしても、また遊びに行きたいな!とは思わないよね(モヤっとした方々は、帰宅前にシューティングレンジで「残弾処理」の名の下にフルでぶっ放してストレス解消?)。

 わがままな位に、「空気の澄んだフィールド」は探したほうが良いよ。勝っても、負けても、気持ちの良い野郎ども(=真摯な奴ら)と遊んだ日は気持ちが晴れるから。

 「〇〇だから仕方ない」と適当な環境に身を置いていると、好きなサバゲも嫌いになるからさ。

 無理に周囲に合わせずに、自分の居心地の良い環境を探してね。

 

⑧帰ってきた友人には優しく

 育児が終わったり、単身赴任から帰ってきたり、または離婚して自由時間ができたりと、色々あるけど、過去に辞めていった知り合いが「またやってみようと思う」って伝えてくることがあるよ。そんな時は、過去に何かあっても水に流して「WELCOME!」って言ってあげてね。

 過去は変えられないけど、人は学ぶものだし、未来は自分たちの想いで作っていけるものだから。

 

⑨ウサギと亀

 サバゲは「撃たれた/倒された/負けた/悔しい」が多い程、上達する遊び。

 最初からそこそこ上手く遊べる運動部上がりの運動神経が良いやつよりも、最初は上手くできないけどなんか自分のサバゲ時間をゆっくり楽しんでいるやつの方が、長く楽しんでいる=結果、強者になっているケースって多いんだよ。

 

10)80になって「あのジジイ ウゼェ」って言われてたいじゃん。

 仲間達とよく話すけど、サバゲはどんな体格や体力の奴でもゲームに貢献できる遊び。

 賢くさえあれば、80歳になっても、強敵としてフィールドで勝敗に影響を与えられる。

 なので、仲間達とは そのつもりで遊んでる。

 

 体力・反射神経が勝敗を分けるレベル(ギルマス私見)

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  藪フィールド:キャラの立て方は無限大!

 

 

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