前回のFさんに対する僕の見解は、こじつけに感じる人もいると

思いますが、彼女がしっかりとその事件を記憶してる事こそが証拠なのね。

 

話は変わりますが、皆さんは初恋を覚えていますか。

僕の初恋は、小学1年生、となりの席の ○木さんでした。

当時は、どたらかといえば人見知りで泣き虫の僕にいろいろ

話かけてくれた活発な女の子でした。

今思うとさほど美人ではなかったのですが、ほのかな好意ができたのね。

昔は、机が隣同士でつながっていたので、よく勉強でも教えあったのね。

あるときの国語のテストです。五十音の一文字を頭に物の名前を書くのね。

僕には『る』だけ思いつかなかったので、○木さんに聞いたのね。

すると、彼女も分からないと。

でもね、返された彼女の答案用紙には、ルビーと書いてあったのね。

彼女から裏切られたと非常にショックでしたのね。

その証拠に、この事件だけは覚えてるのね。彼女の名字まで。

僕の小学生低学年の記憶はこれだけなのね。

これも、自分を知る過程で思い出したのね。ずーっと封印してたみたいです。

Fさんのお父さんの記憶も同じだと思ったのね。

みじめな記憶は忘れようと封印したつもりでも、無意識で

その後の人生の行動に影響してるわけなのね。

なので、ぼくの恋愛の歴史も片寄ってしまってますのね。

 

僕のお付き合いした女性は、不思議と人妻さんがとても多いのね。

職場環境でお客さんが主婦が多いせいだとずっと思ってきたのね

でも、初恋事件を思い出したときに合点がいったのね。

女性に裏切られる情けない(つまり価値のない)男なわけです。

ですが、旦那さんのいる女性がリスクを覚悟で来てくれるなら、

傷ついた自尊心=存在価値も回復すると無意識で感違いしてたのね。

障害を越えれば、愛されてる感ありますやん。

そして鏡なので、お相手の人妻さんも同じなのね。

リスクのある自分にきてくれる、愛されてる感ありますやん。

でも、今ならわかります。そんなのは、愛でなんかないのね。

ただのスリルを味わう一時の勘違いなのね。

 

これが分かってからは、彼氏、旦那のいる女性には、

一切興味がなくなりましたのね。