今回も、リスク管理の要、損切りについて
書いていこうと思います。
このテーマでは2回目の記事ですが、今回は
損切りがつらいと思ってしまう、人間の
仕組み的な部分についてお話します。
これを知れば、今まで漠然と損切りが辛いと感じる
理由がクリアに分かると思うので、人によっては
一気にトレーダーとして成長できる内容じゃないかと
思います。
では早速。
突然ですが、あなたは損切りは
好きですか?
と聞かれて、好きです!と即答する人は
いないと思います。
LOVE、損切り!!
みたいな。
いたら変態ですよね。
普通の人間なら、損切りという行為自体は
好きか嫌いかで言えば、まあ嫌いなはずです。
だってお金が無くなるから。
誰だって、自分のお金が、ただただ無くなるのは
いやですよね?
口座からお金が減って、手元に残るのは
反省と後悔と疑問くらいなものです。
だから辛い。
実は、ここが人間の仕組みにかかわる部分なんですね。
人間、特に投資っていう概念が希薄な
日本人は、お金を使うとそこに相応の対価を求めます。
僕らは、生まれてから、成長していく中で
無駄遣いはダメなものだと刷り込まれます。
そして、お金に見合う対価を得られないと
ダメだと思うようになってしまっています。
夕飯の支度をする上で、野菜や肉が
必要だからお金を払う。
携帯電話を一か月使用したから
使用料としてお金を払う。
指原を1位にしたいから、大量の
AKBのCDにお金を払う。
これらは対価が得られているから
お金を支払っても普通でいられて
また次も普通にお金を払うでしょう。
まあAKBのCDは、普通は無駄遣いだと
思いますが、ヲタクさんたちはそこに
価値を見出しているからお金を使えるのでしょう。
そんなことしたって指原と付き合える
わけじゃないのに。
話がそれましたが、上の例と比べて
トレードの損切り、損失というのは
対価が得られていないですよね?
だからダメだと感じてしまい、自分が
否定された気になって辛くなるのです。
その状態で連敗なんて喰らったら
感情的トレードに走って資産を飛ばすか
エントリーが怖くなってできなくなる。
そうして退場していってしまうわけですね。
じゃあどうするかっていうのは長くなってきたので
次の記事に譲るとして。
今回は、人間っていうのは、損切りを無意識に
無駄遣いと感じて拒絶しているということを
伝えたくて書きました。
僕たちトレーダーは、結局最後は自分との
戦いに帰結します。
抽象的ではなくて、具体的になにと
戦うべきかを知ってるのと知らないのでは
壁を超えるスピードって全然違うと
思うんですよね。
少し長くなっちゃったけど
最後まで読んでくださったあなたに
感謝します。
PS
とりあえずスクロールして最後だけ
読んだっていう方には感謝しません。
最初に戻って読んでください。笑
少しでも役に立ったと感じたら
踏んづけていただきたい。
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