ピアニスト・研修医 沢田蒼梧氏の中高時代の天才エピソードを読んだ。

ある程度は予想していたが、正直ここまでとは思っていなかった。

英語でいうと respect や amazing を通り越して、もはや horrible と言ってよいのかも。

知らない人のために書くと、ピアニストとして2021年第18回ショパン国際ピアノコンクール本大会二次審査進出。2018年ジュネーブ国際音楽コンクール最年少ベスト16入選。学業ではT中学校・高等学校6年連続首席卒業。東大理IIIも楽勝だったはずだが、医学とピアノを両立させるために地元 名古屋大学医学部に進学。

 

 

医師用サイトM3に掲載されているのでおそらく一般の方は全文読めないはず。

せっかくなので少し下記に抜粋しておく。

 

東海中学、高校では6年間首席で、勉強はほとんど学校と通学時間で終わらせて、塾には行かず、家で毎日4-5時間ピアノの練習。

 

高1・2年時の校内実力考査も全て1位。

 

高3になってピアノの本番予定を減らし、春休みから勉強の比重を増やしたところ、春休み明けの校内実力考査で普段だったらやらないようなケアレスミスを連発し学年10位に急降下。

 

時間的に余裕ができたことが、気持ちの弛みに繋がって、それが集中力の欠如にも繋がっているのではないか?と思い、元の両立に戻して、その後は全て1位。結局、年間総合では首席を維持。

 

高3の5月に学校で受けさせられた全国模試で全国4位。

名大医学部模試で1位

センター試験で900点満点中878点、センターリサーチ全国10位。

 

自分と同じ経歴で、音楽をやっている(私は「かじっている」だけだが)点も共通しているが、なんだか中身が違いすぎて・・・(笑)

 

それにしてもこの人、医者になってから大丈夫だろうか?

何度説明しても分からない患者とか、休日に病状説明して欲しいとか言う患者家族、息子も同席させて説明したつもりが、明日は遠方の長男も来るから同じ話をしてほしい、とか(そうか、この人次男だったのか・・・)。頭の悪い上司に理不尽なことで怒鳴られたり、医者になるとそんなトホホな毎日の連続なのだが・・