全員で連勝(アランマーレ戦) | 福永英樹ブログ

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 東レアローズのVリーグ2023/24レギュラーラウンド第13戦はアランマーレとの対戦でしたが、期待の西川の活躍もありストレート勝ちしました。


3‐0(25‐22、25‐18、25‐20)


■東レ・先発オーダー

ヌワカロール 戸部 吉野

西川  大崎 関

L中島


■東レ・セットごとの出場選手

戸部■■■

関 ■■■

吉野■■■

真鍋ー□□

大崎■■■

西川■■■

ヌワカ  ■■■

古川ーー□

谷島ー□□


■東レ・主な個人得点数

ヌワカロール18、西川13、吉野10、大崎7、戸部6


■戦評・感想

 吉野がスタメンに入った第1セットは、相手のサーブ&ブロックが的確で序盤接戦となりますが、ヌワカロールのスパイクと西川のブロックで中盤東レが抜け出します。大崎のサーブと吉野の巧みな軟攻で引き離しますが、終盤サーブとディフェンスで粘られます。それでも最後はヌワカロールのスパイクでこのセットを先取します。第2セットも相手の攻守にわたる粘り強さに序盤苦戦しますが、相手のミスなどにより中盤また引き離します。ディフェンスと繋ぎで追いつかれそうになりますが、終盤攻撃の地力の差が出てこのセットも連取します。第3セットは相手の集中力が凄まじく序盤先行されます。しかし昨シーズンより唯一良くなったブロックで何度も切り返し、15点で追いつきます。あとは関が意識的に西川 吉野 にも活躍させようと配球し、チーム全体で気持ち良く勝ちきりました。(ヌワカロールの得点が昨日の半分でした)


 最下位チーム相手に苦戦する場面があったのは、やはり試合展開の土台となるサーブとレセプションがまだまだ不安定だからだと思います。リズムが悪くなると繋ぎがスムーズにいかなくなりますので、今日のようにディフェンスの良いチームには粘られてしまいます。また個人技とは違ったところにある監督の戦略戦術を実践する力も、これからの課題です。しかしながら今日は関がヌワカロールや大崎に依存し過ぎることなく、全体のチーム力をアップさせようと意識しているように感じました。この経験は必ずパリ五輪を見据えた日本代表で生きてきますので、神様があえて関に試練を与えているのかもしれませんね。