先日、娘の風邪のため扁桃腺が腫れていたので、
久しぶりに里芋パスタをすることにしてみました。


里芋パスタってパスタ?って思う方もいますが、
里芋シップのことで、自然療法の一環として古くから使われてきたものです。

里芋をすりおろしてペースト状にし、患部に貼ることで、炎症や痛みを和らげる効果があります。

里芋のアルカリ成分が酸性を引きつけることで、患部の毒素を吸いだす作用があると言われ、皮膚の毛穴を通じて毒素を排出するそうです。

■里芋パスタの作り方(打ち身・捻挫・毒の吸出し・炎症)

■材料

里芋(適量)、しょうが(里芋の一割)、小麦粉(里芋と同量)、天然塩(少々)、ゴマ油、ガーゼ又は綿布

■作り方
①里芋の皮を厚めにむき、すりおろす。


②しょうがを皮のまま、すりおろし、天然塩少々と混ぜる。


③①②を混ぜ合わせて、里芋と同量の小麦粉を加え、耳たぶの硬さ位までこねる。


④ガーゼ又は綿布に③を1cm位の厚さにのばす。
我が家は、さらしを2~3重にして使いました。



⑤患部にゴマ油を塗って④を貼り付ける。
⑥包帯などを巻いて、⑤を固定する。



効果は約6時間持続しますが、急性の場合は毒を吸着する力が強いため、
早めに次の湿布に取り替えることをおすすめします。

里芋パスタは、セキやのどの痛みなどの急な体調変化に備えておくと便利です。
ただし、患部が熱を持っている場合は、
しょうが湿布で血管を広げてから里芋湿布をすることがおすすめです。
 

今回は、里芋を買ってやってみましたが、

自然食品店などの「里芋粉」が超便利ですよ。

 

この季節は、常備置いておけば良かったと後悔しました