今日は給料日!!
嫁も今日は少しはやめに帰ってきたので寿司でも行くか!
うきうきで出かけた。
駐車場に到着。
さあ、早速!と思い店に向って歩いていると
「オジサン!」
・・・?
まさかオイラのことと思わず気にせず嫁と歩いていると
「ちょっと!オジサン!オジサン!!」
「オジサン!!」と大きい声が聞こえてくる。
はん?と思い振り返ると
ボロボロのジャンバーと毛糸の帽子をかぶった自転車のオジサンが
おいらに向かってオジサンと呼んでいる。明らかに50歳代。お前が言うか!
その上、何かと思えばちゃりんこオヤジ「あんた今、車で俺にぶつかったろ!」
お怒りである。
オイラ「いいえ」
ちゃりんこオヤジ「ぶつかったろ!!」
ブチッ!!何かがおいらの中ではじける音がした。俺はお前など知らん!ひき逃げなんかするかボケ!カス!
ふざけやがって、なに酔っ払ってんだ!!俺の晩餐を邪魔しやがって糞が!
オイラ「はぁ~?(怒り 本当に俺ですか?」
ちゃりんこオヤジ「・・・いや、ちがうかも・・・」
視線をずらすちゃりんこオヤジ。馬鹿が!
そのあとヤクザのような捨て台詞を吐いて、寿司屋へ入店するオイラだった。
・・・その後ふと思う。
もし、あの時オイラが弱気に対応していたら?
いや、そもそもあのオヤジ本当に当て逃げされたのか?
満腹の腹をさすりながら考える。
詐欺だなきっと。(結論 働け馬鹿親父!寿司は労働者の食いもんじゃ