息子から借りた本で、読み応えが有りましたが、直ぐに完読しました。とにかく面白く、引き込まれる冤罪をテーマにした作品です。貫井(ぬくい)さんの本を始めて読みましたが、好きになりました。

[アマゾン紹介文]

身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。出所後、江木は7年前に自分を冤罪に陥れた者たちへの復讐を決意する。次々と殺される刑事、検事、弁護士……。次の標的は誰か。江木が殺人という罪を犯してまで求めたものは何か。復讐は許されざる罪なのか。愛を奪われた者の孤独と絶望を描き、人間の深遠を抉る長編ミステリー。