ノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇さんが死去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。ノーベル賞取得は技術立国の象徴でもありますので、本当にお国の為にご尽力を頂き、有難い気持ちです。
先般、あるメディアで日本の技術の衰退が顕著である旨の記事を見ました。国家の研究力の指標となるのは、論文の量と質と言われています。論文の引用＝シェア率の低下、更には不正もかなり多くなっているとのことで、事実であれば非常に寂しく悲しい出来事です。
理由は、ポスドク問題だと考えます。日本の多くの大学では長期雇用の職位の数が少なく、多くの職員は任期付きの契約で雇用されるようになっています。これにより研究者が長期的な研究に取り組める環境が損なわれてしまいました。
あの名セリフ⇒迷セリフ「2位じゃダメなんでしょうか?」が、我が国の政治家の寂しい知性を物語っています。復活しなければならないと思っていますが、自分の頭ではどうしようも有りません・・・(涙)。
