いろんな想い

今日もスタジオにいます。あいかわらずの風景、エンジニア小杉さんの背中。



お宝機材のみなさん。

奥から、ADRのステレオコンプレッサー、NEVEの1073、GMLのダイナミクスコントローラー、定番NEVEの33609、懐かしのローランドSDE-2000、Lexiconのsuper prime time、APIのヴィンテージHA&EQユニットなどなど・・・。
これを読んでるほとんどの人たちには何のことかさっぱりわからないと思いますが、レコーディングスタジオの往年の名機たちです。PC上でこういう機材を再現するプラグインは沢山出てますが、やっぱり本物が好きです。

便利なデジタルカメラよりもフィルムを使って写真を撮ったり、手がかかっても昔のクルマが好きだったり、お手入れ簡単テフロン加工があるのに鉄のフライパンを使って料理をしたりするのに似た感覚かもしれません。まあ、趣味の世界と言われればそうなんですが、そもそも音楽なんて合理性とは最も遠いところにあるものなので、やりたいように出来るのがいいのです。こだわりや思い入れのある楽器や機材を使えば、その気持ちはきっと音に出るはず。たぶん、どんな機材を使うかよりもそこに込められた「想い」が伝わることが大切なんだと思います。


そんな想いをたっぷり込めた石野田奈津代さんの新作「永遠」。
今回も気合いを入れてプロデュースさせて頂きました。


７月８日発売です！