劇団バンディット

第１回公演「シルヴィアの爪跡」

日々、制作業務に追われています。

世の劇団を運営している方々の大変さを知りました。

みんな、本当に凄いなと感じました。

そんな中で…

元々この舞台は2023年12月に行う予定でした。

最初は2022年末に「舞台やりたいな」というちょっとした呟きから企画を始めました。

2023年7月にしキャストオーディションをして動き出したのですが、

色々あって当初は一緒に動いていた人達がどんどん離れていった。

キャストも決まって動き出しているのに、

僕が途中で投げ出すわけにはいかない！

そういう想いでなんとか公演を行うために動いていた。

でも、座組みで感染症が流行ってしまい、12月の公演は諦め「延期」という判断をした。

普通だったら諦めるのかもしれない。

実質、「中止」になるケースが多いと思う。

でも、集まってくれたキャストや応援してくれる方々のためにもなんとかリベンジを果たしたいと思っていた！

そんなとき、武蔵野芸能劇場が使えることになった。

めちゃくちゃ悩んだ。

失敗するかもしれない。今度失敗したらもう立ち直れないと思う。

それでも、この作品のリベンジを果たしたいという想いに賛同してくれるキャストがたくさんいた。

これはもう悩んでいられない。

必ずリベンジを果たして、やれなかった舞台をやり遂げたい。

そう想い、動き出した。

初めて経験することが山ほどあった。

めちゃくちゃしんどいことや大変なことばかり。

舞台って本当に大変だなと感じた。

何回も心が折れかけた。

でも、ここまで来たら自分だけの作品ではないし、自分だけの舞台ではない。

これに集まって一緒に背負ってくれる人達がたくさんいる。

心強い。

そんな中、僕が折れてる場合じゃない！

そう思ってなんとか今立っています。

出来る出来ないじゃない。やるしかない！

本当にそう思っています。

この作品に関わってくれるみんなのために、お客様のためにも中途半端なものは創れない！

めちゃくちゃ熱を込めて毎回の稽古に臨んでいます！

僕が台本を書いたわけだから、アクションシーンはめちゃくちゃ多くなってしまった。

アクションコーディネートも、僕。

かなりトリッキーで複雑な動きを創ってしまいまさた。

みんな、苦労してます。

まずは覚えるのが大変。そして、実際に体現するのがめちゃくちゃ大変。

みんな、本当にごめん。

でも、めちゃくちゃカッコ良くなってきてます！

これは自信もっていいと思う。

芝居面もアクション面も正直、かなり高い基準を設定していると思います。

だから、みんなはそこに挑んでもらってるので本当に大変だと思う。

でも僕は妥協するわけにはいかないんです。

一度、「延期」をした舞台である以上、中途半端な舞台にはできない。

してしまったら、お客様の期待を裏切ってしまう。

それにキャストのみんなの評価を下げるだけだから。

圧倒的なクオリティーの作品を提示しないといけないと思っています。

だから、みんなにはそれに挑んでもらっているので本当に大変だと思う。

体力や精神力を削りながら頑張っている。

本当に凄い作品になると思います。

常日頃、「下手でもいいから一生懸命やれ！一生懸命が一番伝わるから！」

そう思ってます。

もちろん、上手いに越したことはないけど。

僕自身が全力不器用タイプなので、偉そうには言えないけど…

本当に熱量込めた作品になってきてます。

本番まであと約２週間。

是非観にきてください！

観にきていただければ、必ず想いを伝えます。

よろしくお願い致しますm(__)m

リベンジ公演