お客様が、カラーリングの待ち時間に
「車の中にタバコを忘れたので、取ってきてくれないか?」
とのこと
「かしこまりました。」
鍵をお預かりして、駐車場へ…
「あぁ、ダッシュボードにあるわ。」と思い
鍵を運転席側の鍵穴へ…
「あれ?回らないぞ?変だな?鍵を間違えたか?一度抜いてみよう。」
「ん?抜けないぞ?」
グリグリ…
「ゴキッ!」
「ゴキッ??」
「…んあ?!」
手にした鍵を見ると根本からポッキリ折れてます。
「どーしよう・・・(滝汗)」
しばらく折れた鍵を呆然と見つめた後に
鍵穴を見ると折れた鍵の先がわずかに出てます。
中に押し込まないよう慎重に爪の先でつまみ
何とか引き抜くコトはできました。
まっぷたつになった鍵を両手に持って交互に見ている俺。
「どーしよう・・・(滝汗)」
折れてます。
一応折れた箇所をそっとあてがってみます。
そう…さっきまではこんな形でした。
でも今は
折れてます。
今度はくっつけた破損箇所を人差し指と親指で強く挟み・・・
念じてみます。
「くっつけ!くっつけ!ん~~~~」
でも・・・
折れてます。
俺には、セロみたいな能力はないようです。
タバコは諦めてもらうしかないようです。
つか・・・お客様・・・
家に帰れません。
「どーしよう(滝汗)」
「そうだ。謝ろう。謝ればきっと許してもらえるはずだ。」
「お客様。申し訳ありません。」
「車の鍵を折ってしまいました。」
するとお客様・・・
「いーよ(笑)」
イイの?
タバコ取れないよ?
つか・・・帰れないよアンタ。
お客様は笑いながらスペアキーを取り出し
「それ亀裂が入ってて、いつか折れると思ってたんよ。」だって
もーやめてヨー
めっちゃビックリしました。

