2014年2月22日(土曜日)、15時00分ごろキックオフ
第3回なでしこ交流戦3日目 ノジマステラ神奈川相模原-ベガルタ仙台レディース
場所:姉崎サッカー場(千葉県市原市)

ノジマステラ神奈川相模原
監督:菅野将晃
---------13河原崎希----------
14金井奈苗----2吉見夏稀----16井上友利恵
-------9尾山沙希--10大宮玲央奈-----
15長澤まどか-3後藤麻衣香-5吉田彩香-18金城愛理
----------1南条真沙代---------

控え:7西村温美、8坂本珠梨、13????

※背番号をもとにメンバー表を作成しましたが、実際の出場選手とは違っている可能性があります。

ベガルタ仙台レディース
監督:千葉泰伸
前半
---------17小野瞳--------
15井手上麻子--22髙良亮子--7田原のぞみ
-----8上辻佑実--14嘉数飛鳥----
23佐々木繭-3浜田遥-5坂井優紀-4山本りさ
-------21齋田由貴---------

後半
--------25井上綾香--------
20佐々木美和--29入江未希-11安本紗和子
-----8上辻佑実--6川村優理----
9鮫島彩--3浜田遥-4山本りさ--5坂井優紀
-------16齊藤彩佳---------

控え:

※背番号をもとにメンバー表を作成しましたが、実際の出場選手とは違っている可能性があります。


結果
ノジマステラ神奈川相模原 0-3 ベガルタ仙台レディース

得点者(カッコ内はアシスト)
神:
仙:44'小野瞳(山本りさ)、50'井上綾香(鮫島彩)、60'鮫島彩

交代
神:HT後藤麻衣香→坂本珠梨、65'井上友利恵→????、77'長澤まどか→西村温美
仙:HT7人交代(上記)、67'浜田遥→井手上麻子、67'山本りさ→佐々木繭、67'上辻佑実→髙良亮子

警告
神:
仙:

退場
神:
仙:

※選手交代によるポジション変更

ノジマステラ神奈川相模原
交代はすべて同じポジション。

ベガルタ仙台レディース
67分の交代でこのようになった。
------25井上-----
20佐々木美-29入江--11安本
----6川村-22髙良----
9鮫島-15井手上-5坂井-23佐々木繭
------16齊藤------


ゼロックススーパーカップの日だったんですが、こういう女子サッカーの練習試合を観られるのもなかなかない機会だし、
ベガルタ仙台レディースが来るということは?あの日本代表選手からサインをもらえる千載一遇のチャンスなのでは???
ということで、この試合を観に行ってきました。

会場は姉崎サッカー場。

ピッチを囲うようにネットが張られていて、その外にベンチがいくつか置いてある簡単なサッカー場で、
かつてはジェフユナイテッド市原(当時)が練習場として使用していた施設です。

ノジマステラ神奈川相模原は日本女子サッカーの2部に相当するチャレンジリーグ所属で、昨シーズンは16チーム中4位。
2012年創部という非常に若いクラブで、かつて水戸ホーリーホックや湘南ベルマーレで指揮を執っていた菅野将晃が監督を務めている。

ベガルタ仙台レディースは日本女子サッカーのトップリーグ、なでしこリーグ所属で、昨シーズンは10チーム中5位。
こちらも2012年創部という非常に若いクラブで、東日本大震災の影響で休部となった東京電力女子サッカー部マリーゼの
受け皿みたいな感じで発足。

両チームとも午前中に1試合ゲームを終えており、これが2試合目。


前半。

15分、仙台、右サイド22髙良のクロスからファーサイドで15井手上がワントラップからシュートもGK南条が足で防ぐ。
24分、仙台、早いリスタートから右サイドに展開。17小野のクロスに22髙良が飛び込むがブロックされる
24分、仙台、左からのCK、8上辻のボールはゴールに向かって飛んできて、GK南条がかぶってしまうが、ファーサイドのポストを叩く
31分、神奈川、仙台DFラインのパスミスを奪った14金井がドリブルからシュートに持ち込むも枠の右
42分、仙台、23佐々木繭のフィードに7田原、23佐々木繭と繋ぎ、PA内に持ち込んでシュートもセーブされる
44分、仙台、右サイド4山本のクロスに17小野がダイビング気味に飛び込んでヘディングシュート、これが決まって仙台が先制

立ち上がりは神奈川ペースも相手DFを破るには至らず。
15分を過ぎると仙台ペースへと傾いていくが、こちらもセットプレー、あるいは右サイドからの単調なサイドアタックぐらいでしか
ゴール前にボールを入れられず、あまりチャンスを作れない。
次第に五分五分になり、退屈な試合になっていたが、終了間際に仙台17小野が難しいヘディングシュートを決めて先制。
0-1、仙台のリードで折り返す。


後半。

50分、仙台、9鮫島の縦パスから25井上が決めて仙台追加点
60分、仙台、9鮫島がドリブル突破からのミドルシュートをゴールに突き刺し、さらに追加点
65分、仙台、8上辻のロングフィードからPA内に走り込んだ25井上がクロス、PA内左寄りで29入江が合わせるも枠の上
69分、仙台、同じように25井上がPA内からクロス、PA内左寄りで29入江が合わせるも、今度は枠の右に外してしまう。

日本代表鮫島彩、なでしこリーグを代表するボランチの一人である川村優理といった強力なメンバーを出してきた仙台の一方的なペース。
50分に9鮫島の縦パスから25井上、60分には9鮫島がドリブルからのミドルシュートで一気に0-3となる。
その後も仙台が一方的に攻撃を続け、決定機も何度か作れていたが、得点には至らず、0-3で試合終了、仙台が勝利した。
9鮫島はサイドバックでの出場ながら1ゴール1アシストの大活躍。神奈川の守備では彼女を止められず、無双状態だった。
一方の神奈川はほぼノーチャンス。ボールを回してもハーフウェーラインまで持っていくので精一杯だった。
45分でメンバーを大幅に入れ替えた仙台に対して、神奈川相模原は実戦を想定して選手交代を3人に留めていたため、
スタミナの面でも差が生まれてしまっていた。

個人的にちょっと気になった選手は、後半、仙台のトップ下に入った29入江選手。
女子サッカーの名門・日ノ本学園高校からのルーキー。積極的なアタックとシュートで、ゴールを目指す姿勢をアピールしていました。
ただ、積極的な姿勢は良かったのですが、ボールを持ったらとりあえずドリブルで突っかけて、
行き詰まったらとりあえずミドルシュートというワンパターンな個人プレーばかりだったため、
周りを見たプレーやピッチ上での判断力、グループでプレーする能力はまだまだ磨かなければいけないかもしれません。


試合後は出待ち。鮫島選手のサイン、ゲットしました。良かったです。
あと、ノジマステラ神奈川相模原の菅野監督のサインも貰いました。
個人的には監督のサインを貰うことってごく普通のことだと思っていたのですが、
女子サッカーでサインを集めるファンは選手だけ目当ての人が多いのか、ちょっと珍しがられて、
サインに応じる菅野監督も選手にイジられてました。

2014年2月16日(日曜日)、14時05分キックオフ
2014Jリーグプレシーズンマッチ 第20回千葉ダービーマッチ ちばぎんカップ ジェフユナイテッド千葉-柏レイソル
場所:フクダ電子アリーナ
試合形式:45分ハーフ、同点の場合PK戦

ジェフユナイテッド千葉
監督:鈴木淳
--------9ケンペス---------
22山中亮輔--28町田也真人--10兵働昭弘
----16佐藤健太郎--13山口慶-----
17中村太亮-5山口智-2大岩一貴-4天野貴史
--------24高木駿---------

控え:1岡本昌弘、15田代真一、20キム・ヒョヌン、6田中佑昌、7佐藤勇人、8谷澤達也、11森本貴幸


柏レイソル
監督:ネルシーニョ
--------11レアンドロー-------
----9工藤壮人-10レアンドロ・ドミンゲス--
22橋本和-7大谷秀和-28栗澤僚一-13高山薫
--5増嶋竜也-3近藤直也-4鈴木大輔---
-------21菅野孝憲---------

控え:16稲田康志、23渡部博文、33輪湖直樹、17秋野央樹、20茨田陽生、26太田徹郎、18田中順也


結果
ジェフユナイテッド千葉 1(PK4-5)1 柏レイソル

得点者(カッコ内はアシスト)
千:45'工藤壮人
柏:74'ケンペス(pen.)

交代
千:59'兵働昭弘→森本貴幸、68'町田也真人→田中佑昌、78'佐藤健太郎→田代真一、88'山中亮輔→谷澤達也
柏:74'橋本和→輪湖直樹、78'栗澤僚一→茨田陽生、78'レアンドロ→田中順也、88'高山薫→太田徹郎

警告
千:77'ケンペス
柏:35'高山薫、73'工藤壮人

退場
千:
柏:83'レアンドロ・ドミンゲス

主審:福島孝一郎 副審:植田文平/佐藤裕一 四審:河合英治
観客 12,254人


※選手交代によるポジション変更

千葉
兵働→森本で、森本とケンペスの2トップで4-4-2となり、右サイドMFに町田が入る。それ以外は同じポジション同士の交代


すべて同じポジション同士の交代
レアンドロ・ドミンゲス退場後は3-4-2で工藤と田中の2トップとなる


インターネット上では冗談でFIFAワールドカップ、UEFAチャンピオンズリーグと並んで「世界三大カップ」の一つと言われている、
毎年恒例のプレシーズンの千葉ダービー「ちばぎんカップ」も今回が20回目。
今回はジェフユナイテッド千葉のホームスタジアム、フクダ電子アリーナでの開催。
過去の対戦成績は柏レイソルの12勝7敗です。


PK戦の末、柏レイソルが勝利

前半。

柏が中盤で主導権を握るも、個の力に頼った攻撃が多く、相手を崩すには至らない。
一方の千葉は中央からの崩しを試みるも全然うまくいかず、次第に左サイドの17中村のサイドアタックを中心に
攻め込むようになるが、攻撃が単調でチャンスはあまり作れない。

16分、千葉の自陣での危ないパス回しがカットされて柏のカウンター、左サイドからのクロスはGKが触るもボールはファーに流れ、
10レアンドロ・ドミンゲスがワントラップからシュートを放つも、懸命に戻った千葉の選手にブロックされる。
23分、柏、10レアンドロ・ドミンゲスが中央をドリブルで突破してミドルシュート、これがバーを叩いて、
跳ね返りを9工藤が詰めるもオフサイドの判定。

試合が動いたのは前半終了間際の45分。
柏は4鈴木が自陣からロングボールを入れるも、ボールは千葉2大岩の下へ、しかし2大岩のトラップが大きくなり、
ボールが離れたところを9工藤が素早く奪ってドリブルでPA内へ。相手に寄せられながらも強引にシュートを決めて柏レイソルが先制。

スコアレスで前半を終えられる試合内容だっただけに千葉はこのミスからの失点は痛い。


後半。

お互いが左サイドを中心に攻め込むものの、単調なサイドアタックに終始し、両チームとも決定機を作れない。

66分、千葉は左サイド22山中のオーバーラップからクロス、ファーサイドで13山口慶が拾って、パスを受けた10兵働がクロス、
PA内やや左で9ケンペスが頭で合わせるもシュートは枠の上。
72分、千葉がカウンターからの波状攻撃でPKを獲得。74分、9ケンペスが決めて同点。

同点になってからは千葉に勢いが出て、さらに柏は10レアンドロ・ドミンゲスがひじ打ちで一発退場、一人欠いた状態になったこともあり、
終盤は千葉が一方的に押し込む展開になったが、決定機を作るには至らず、1-1で試合終了。PK戦で決着をつけることに。

先攻は千葉

千葉1人目 5山口智 右 ○
柏1人目 18田中 左下 ○

千葉2人目 17中村 左 ×(セーブ)
柏2人目 5増嶋 左 ○

千葉3人目 4天野 左 ○
柏3人目 7大谷 左 ○

千葉4人目 9ケンペス 右下 ○
柏4人目 3近藤 右 ○

千葉5人目 11森本 右下 ○
柏5人目 9工藤 右下 ○

PKを5人全員が決めた柏レイソルが勝利。

20回目のちばぎんカップは柏レイソルが制した。(13勝7敗)

MVPはPK戦でセーブを見せた21菅野孝憲が選ばれた。


ピッチ外の話

第20回目の開催を記念して、スタジアム内ではポスター&フォトパネル展が開催されていました。
第1回から去年までの、試合の告知ポスター、試合写真、当時の新聞記事が展示されていました。




メシの話。

今回は各市町村からグルメが集結していまして、海鮮、お肉、野菜、落花生、お菓子、フルーツとさまざまなお店が並んでいました。
全部は網羅できないし時間も限られているので、行列が長すぎないところを選んで回ってきましたが、
匝瑳(そうさ)市の、卯の花牛サイコロステーキがおいしかったです。しっかり脂の乗ったジューシーなお肉でした。
あと、どこの市町村だったか忘れてしまいましたが、イチゴもおいしかったです。お肉の後には酸味のあるイチゴでサッパリ。

そういえばスタジアムグルメで果物を出すところってあまりないですよね。
出店でやるには鮮度の維持とかが難しいのかもしれませんが、中途半端な時間帯のちょっとしたおやつにちょうどいいと思うし、
各都道府県で特色を出せると思うので、果物をスタジアムグルメとして出すクラブが増えると面白いような気がします。

2014年1月13日(月曜日、祝日)、14時08分キックオフ
第92回全国高等学校サッカー選手権大会決勝戦 富山第一高校-星稜高校
場所:国立競技場
試合形式:45分ハーフ、同点の場合は10分ハーフの延長戦、それでも決着がつかない場合はPK戦

富山第一高校
監督:大塚一朗
--------9渡辺仁史朗-------
11野沢祐弥---10大塚翔---25西村拓真
------8細木勇人-6川縁大雅----
3竹澤昂樹-5村上寛和-4藤井徹-22城山典
--------1高橋昻佑--------

控え:12田子真太郎、13菅田崚平、16山崎俊、17斎拓斗、7平寛治、14志鷹南生、15善本燎、19村井和樹、20高浪奨


星稜高校
監督:河﨑護
------9森山泰希--11仲谷将樹-----
10寺村介--------------16原田亘
------13前川優太-8 鈴木大誠-----
21上田大空-6藤田峻作-3寺田弓人-2森下洋平
---------1近藤大河--------

控え:17清水優磨、4松田翔平、5中山翔太、15村田遥、7稲垣拓斗、19川森直威、12児玉海、22轡田葵左、23長谷川朔太郎


結果
富山第一高校 3(延長)2 星稜高校

得点者(カッコ内はアシスト)
富:87'高浪奨(村井和樹)、90'+3大塚翔(pen.)、109'村井和樹
星:34'寺村介(pen.)、70'森山泰希(仲谷将樹)

交代
富:59'西村拓真→高浪奨、77'野沢祐弥→村井和樹、110'+1大塚翔→平寛治
星:75'森山泰希→長谷川朔太郎、86'寺村介→稲垣拓斗、106'長谷川朔太郎→川森直威

警告
富:33'村上寛和
星:30'上田大空、80'長谷川朔太郎、108'前川優太

退場
富:
星:

主審:山本雄大 副審:山内宏志/田中利幸 四審:井上知大
観客 48,295人


高校サッカーの決勝戦。「国立最蹴章」と名付けられた、国立競技場改修前最後の高校サッカー選手権。
富山第一高校がついに決勝進出ということで、これは絶対観に行かねばならないだろうと、
準決勝終了後、急いで近くのコンビニでチケットを購入、決勝戦を観に行くことにしました。(準決勝は仕事のため行けなかった)

ちなみにですね、この試合・・・現地でメモをとっておりません。
なので、観戦レポートというより日記みたいな感じで書いていきます。


JRを乗り継いで千駄ヶ谷駅で下車し、そこから歩いて国立競技場へ。

国立競技場に向かう途中、配布されていたフリーマガジン。




そして開場時間の12時ちょうどに現地到着。

一人での観戦なので座席の確保は諦めて、まずは物販へ。



開場からこの混雑ぶり。
タオルとボールペンと学校別キーホルダーを購入。さらに別場所で大会公式プログラムもしっかり購入。
タオルマフラー売ってなかったけど、準決勝の段階で売りつくしてしまってたのかな?

あとあと、さらに別の売店で福袋を購入。福袋なんて普段買わないのですが、なんかテンションが上がって買っちゃいましたね。
5,000円のやつ。中身は試合が終わるまで開けないで、口外しないでと言われたので内緒。いいもの入ってましたよ。

んで、富山や石川からの応援のバスが着いたころには既にグッズがほぼ完売状態で、
あちこちでグッズ買えなくて残念がっている生徒さんを見かけました。

PUMAのブースには三浦知良選手や中山雅史選手などが使用したスパイクが展示されていました。



ブースでは、PUMAのSNSアカウントをフォローしてオリジナルバッグをプレゼント!
東京はなんでもタダで手に入るからいいですよね。




試合開始1時間前ぐらいに観客席に入ったのですが、もう座るところなくてバックスタンド側最上段で立って観戦することに。
聖火台の近くで観てました。

スタジアムグルメは行列なので大体諦めて、手っ取り早く買える「まい泉のカツサンド」。
(国立競技場は並んでまで食べたいというほど魅力のあるグルメがないので、簡単に諦めがつくんです(笑))




富山第一高校側ゴール裏。ビッシリです。
ちなみに応援席はバックスタンド側下段なので、ゴール裏には応援団も吹奏楽部もチアリーディングもいません。




星稜高校側ゴール裏。こちらもビッシリです。黄色く見える部分が応援席です。




画像を貼りすぎて無駄に長くなってしまったのでそろそろ試合の話を。

あ、その前に。

試合前には応援歌を歌っているアーティストのミニライブがあるはずなのですが(テレビ中継だとハーフタイムに流れてますよね)、
今大会の応援歌は、メディアには登場しないGReeeeN。

残念ながら場内に曲が流れただけでした。

それでは試合開始。

試合は前半にPKで星稜が先制、そして後半25分に追加点と、星稜がそのまま勝ちそうな流れで、
富山第一は押されてるわけじゃないんですけど得点の気配がなくて、立ちっぱなしだった僕もしんどくなって集中力が切れたり
日ごろの寝不足から眠くなったりしてたのですが、終了間際に1点返したところで雰囲気が変わって、

高校サッカーって劇的なゴールが多いじゃないですか。
それは自分なりに考えたんですけど、まだまだ若いゆえにメンタルが影響を受けやすいからじゃないかと思うんです。
だから、ちょっと心理的に影響を与える場面があると、そこから連続ゴール、連続失点ていうのがプロよりも起きやすいんじゃないかと。

なので、決勝戦、87分に1点返す、これは十分に同点あるぞと、ホイッスルが鳴るまでわからないぞと、思いまして。
後半ロスタイムに入ってもまだ行ける、まだ大丈夫と思いながらピッチを注視してました。

そしたら富山第一がペナルティキックを獲得。

確実にラストプレー、もしセーブされたらこぼれ球を押し込む前に試合終了のホイッスルが鳴るに違いない。
ものすごいプレッシャー、大観衆が見つめる中、キャプテンの10大塚翔がPKを決めて同点、そして即後半終了。

観客席のザワつきが止まらない。
そして、どこからともなく富山コールが沸き起こる。周りの観客が自然とコールに合わせる。
後半終了から延長開始までの間、それは大きな富山コールとなり、富山第一の選手たちを後押しする。

これは富山の流れだ、富山の空気になった、そう確信して入った延長戦。

延長前半はスコア動かない。

延長後半も無得点のまま時間が流れる。

わずかな時間で決着をつけるか、
準決勝で活躍したPK戦用GK12田子真太郎に期待するか

富山を応援する者が望んでいるのはどっちだ。

僕は決着がつくと思っていた。得点の予感は1点返した瞬間からまだ続いている。
同点に追いついたときのように、ホイッスルが鳴るまでに決定機は訪れる。そう信じて試合を見守る。

そして試合が動いた延長後半9分。富山第一。
スローインからのボールを19村井がダイレクトで叩きこんだ!

沸いた。ドラマチックだった。

残り1分とロスタイム、守れる。

カターレ富山の試合を見ている時のような僅かな時間で失点するかもというネガティブな感情はそこにはなかった。

守れた。そして試合終了。

富山第一高校がついに高校サッカーの頂点に立った。




とにかく勝利の余韻に浸った。

試合後。

コンコースでは富山第一高校の応援に駆けつけた富山県のPRマスコットキャラクター「きときと君」が大人気。





試合の余韻、そして国立競技場の名残惜しさになかなかスタジアムを離れることができず、
とにかく少しでもこの日の国立競技場を体で感じて、そして脳裏に焼きつけようと、スタジアム内を歩き回っていました。


国立競技場は2014年5月をもって閉鎖され、2020年に開催される東京オリンピックに向けて大規模な改修へと入ります。


さようなら、国立競技場。





このとき、時刻は17時30分。試合終了して1時間近く経っていました。
しばらく本当にこの場所を離れたくなかった。

終わり。

2013年12月23日(月曜日、祝日)、15時01分キックオフ
第35回皇后杯女子サッカー選手権 決勝 INAC神戸レオネッサ-アルビレックス新潟レディース
場所:NACK5スタジアム大宮
試合形式:45分ハーフ、同点の場合は15分ハーフの延長戦、それでも決着がつかない場合はPK戦

INAC神戸レオネッサ
監督:石原孝尚
11髙瀬愛実---17ゴーベル・ヤネズ--9川澄奈穂美
----------7中島依美----------
-------8澤穂希---10チ・ソヨン------
21渡辺彩香-15磯金みどり-5甲斐潤子-2近賀ゆかり
----------1海堀あゆみ---------

控え:18武仲麗依、3ベッキー、6南山千明、20田中陽子、14京川舞


アルビレックス新潟レディース
監督:能仲太司
-------23ティファニー・マッカーティー-------
-----------9山崎円美-----------
24佐伯彩-10上尾野辺めぐみ-16斎藤友里-19児玉桂子
5高村ちさと--13中村楓--3北原佳奈--14小原由梨愛
----------1一谷朋子------------

控え:21小金丸幸恵、2山本亜里奈、15阪口萌乃、8大石沙弥香、11平井咲奈


結果
INAC神戸レオネッサ 2(PK4-3)2 アルビレックス新潟レディース

得点者(カッコ内はアシスト)
神:65'近賀ゆかり(チ・ソヨン)、93'チ・ソヨン
新:42'ティファニー・マッカーティー、111'ティファニー・マッカーティー(平井咲奈)

交代
神:
新:74'児玉桂子→大石沙弥香、延長HT佐伯彩→平井咲奈

警告
神:53'渡辺彩香
新:

退場
神:
新:

主審:梶山芙紗子 副審:千葉恵美/手代木直美 四審:桑原里佳子
観客 3,901人


※選手交代によるポジション変更

神戸
交代なし

新潟
児玉→大石で、大石はトップ下に入り、山崎が右サイドハーフに移る
佐伯→平井は同じポジション


皇后杯です。
前回大会より男子の天皇杯とは別日の開催になりまして、今回は12月23日、天皇誕生日の開催です。
会場は前回と同じ、大宮アルディージャのホームスタジアム、NACK5スタジアムです。

決勝に進出したのはINAC神戸レオネッサとアルビレックス新潟レディース。

INAC神戸は今シーズンのなでしこリーグを2位に勝ち点差10をつける圧倒的な強さで優勝、そしてリーグカップも優勝、
さらにリーグ戦終了後に行われたモブキャストカップ(国際女子サッカークラブ選手権:女子のCWC的なやつ)も優勝、
国内タイトル完全制覇の四冠を目指す。

アルビレックス新潟レディースはリーグ戦は8位(10チーム)と低迷。皇后杯は2度目の決勝進出。
ちなみに前回決勝進出時の対戦相手もINAC神戸レオネッサで、その時は0-3で完敗している。リベンジを果たしたい。


PK戦までもつれた戦いはINAC神戸に軍配、四冠を達成!

前半。

5分、新潟は左サイドからのロングフィードが23マッカーティーに渡りPA内まで持ち込むも、相手選手を抜ききれずシュートは撃てない。
9分、新潟は左サイド10上尾野辺のフリーキックに9山崎が頭で合わせるも枠の右へ外れる。

圧倒的な力の差を示すようにINAC神戸ペースで試合が進むも、新潟も負けずに相手陣へと攻め込む。
しかし10分を過ぎてからは新潟はボールを奪っても自陣を抜け出せなくなり、ひたすら守備に耐える時間となる。

24分、神戸は7中島、10チ・ソヨン、9川澄と繋いでスルーパス、17ゴーベル・ヤネズがシュートに持ち込むも弱く、GKがセーブ。
33分、神戸9川澄の縦パスを相手選手がクリアミス、ボールはDFラインの裏に抜け、11髙瀬へと渡るがシュートは撃てない。
36分、神戸は右サイド7中島のロングフィードをPA内で11髙瀬が落とし、PA手前から17ゴーベル・ヤネズがシュートもGK正面。
39分、神戸7中島が17ゴーベル・ヤネズとのワンツーでPA内に侵入するもクリアされる。

INAC神戸が一方的に攻め込む展開だったが、しっかり引いて守る新潟の前に、あまり決定的なチャンスを作れない。
そして先制点を決めたのはなんと新潟。

42分、神戸のビルドアップのパス回しが少し乱れたところを23マッカーティーが素早いアプローチでインターセプト。
センターサークル付近からドリブルでゴール前まで持ち込み、少々ぎこちなく相手選手をかわしてシュート、これが決まって新潟が先制。
INAC神戸0-1新潟L

そして前半終了。
終了間際に新潟がフリーキックを獲得したものの、リスタートする前に前半終了の笛を吹いたため、新潟サポーターからはブーイングが。


後半。

49分、新潟はカウンターで23マッカーティーからのパスを受けた9山崎がPA内左寄りからシュートもGKがセーブ
54分、新潟は10上尾野辺のボール奪取から23マッカーティーにスルーパス、PA内に持ち込み相手選手をかわしてシュートもGK正面
63分、新潟は自陣でボールを持った10上尾野辺がドリブルで相手陣内まで持ち上がり、左サイドの23マッカーティーに展開、
23マッカーティーはドリブルでPA内に侵入して相手選手に囲まれながらもシュート、相手選手に当たってボールがファーサイドに流れ、
フリーで待ち構えていた9山崎がワントラップから狙い澄ましてシュートするも、ニアサイドのポストを叩く。

前半同様、INAC神戸がゲームを支配するが、中央から攻めてもサイドから攻めても、
新潟がしっかり引いて守備を固めているためにゴール前にスペースがなく、チャンスを作れない。
一方の新潟はカウンターからチャンスを作り、相手ゴールを脅かす。

65分、神戸、左サイド高い位置でフリーキックを獲得。10チ・ソヨンがゴール前にボールを入れる。
そしてDFとGKの間に走り込んだ2近賀がダイレクトでシュートを決め、同点に追いつく。 INAC神戸1-1新潟L

新潟の守備がハマり、後半開始から全然チャンスを作れなくなっていたINAC神戸だったが、
引いて守る守備とか関係ないセットプレーをものにした。

同点になってからは新潟にミスが目立ち始め、低い位置でのボールロストからINAC神戸のショートカウンターの餌食となる。

84分、神戸は左サイド21渡辺のクロスをPA内で17ゴーベル・ヤネズが頭ですらし、ファーサイドに9川澄が詰めるがGKがクリア。
86分、神戸は左サイド21渡辺のクロスにPA内で17ゴーベル・ヤネズが合わせるもボールはファーサイドに流れる。
こぼれ球に2近賀が詰めるも相手選手が先にクリアした。
88分、神戸は左サイドでスローインを受けた11髙瀬がドリブルで相手選手を抜き去ってクロス、
相手GKはかぶってしまい、ファーサイドに9川澄が飛び込むが相手選手との競り合いでファウルをとられてしまう。
91分、新潟は自陣左サイドからロングフィード、23マッカーティーに渡りクロス、ニアに9山崎が飛び込みヘディングシュートもミートしない

INAC神戸の猛攻を耐え抜いた新潟、ロスタイムにワンチャンス巡ってきたがものにできず、後半終了。
延長戦に突入する。

延長前半。

開始早々にINAC神戸が逆転ゴールを決める。

93分、右サイドからのコーナーキック、7中島が蹴ったボールを相手GKがファンブル、こぼれ球を混戦の中から10チ・ソヨンが決める。
新潟の選手が複数いる中にボールが落ちたのだが、味方同士でかぶってしまい誰がプレーするべきかハッキリできなかった。
INAC神戸2-1新潟L
97分、神戸は再び右サイドからのコーナーキック、7中島が蹴ったボールは誰にも合わずにファーサイドに流れる。
ファーサイドで拾った11髙瀬がシュートに持ち込むもブロックされる。
99分、神戸は左サイド髙瀬からの縦パスを受けた10チ・ソヨンが相手選手をかわしてミドルシュートも枠の上。

延長後半。

開始早々の106分、新潟は自陣からのロングフィードが23マッカーティーに渡り、ワンタッチで相手を抜いてスルーパス、
PA内に走り込んだ8大石がダイレクトでシュートを撃つもGK正面
107分、新潟は右サイドでボールを持った10上尾野辺が30mぐらいのロングシュートを放つ。
山なりの弧を描いてゴールに向かうボールはGKが手を伸ばしても届かず・・・クロスバー直撃!
111分、神戸は10チ・ソヨンが高い位置でパスカット、ドリブルで相手を抜いてスルーパス、PA左寄りの位置で
相手DFの裏に抜けた17ゴーベル・ヤネズがシュートもGK正面
111分、新潟は左サイド5高村のロングフィードが途中出場の11平井に渡り、相手DFの裏に抜けてPA内に侵入、
寄せてくる相手選手2人をかわすように横パスを出すと、PA内ゴール正面にいた23マッカーティーにわたる。
ワンタッチで相手選手をかわして放ったシュートがゴール右隅に決まって同点に追いつく! INAC神戸2-2新潟L

INAC神戸が2点目を取って以降、INAC神戸ペースで試合が進んでいて、
新潟には攻め込む気力がもう残っていなかったように見えて、このまま終わるかと思われたが、
延長後半開始から最後の力を振り絞って再び相手陣まで攻め込めるようになり、そんな中で同点弾を決めることができた。

117分、新潟はバイタルエリア手前から11平井がDFライン裏に浮き球のパスを入れ、そこに23マッカーティーが走り込む、
相手選手に寄せられながらもギリギリつま先でシュートに持ち込むことはできたが、GKにセーブされる。

同点になってから新潟にも少し元気が出てきて、再逆転を予感させる場面もあったが、
何が起きるかわからないPK戦には持ち込ませたくないINAC神戸も延長後半終了間際に怒涛の攻撃を見せる。

119分、神戸は相手の低い位置でのパスミスを見逃さず、ボールを拾った17ゴーベル・ヤネズから10チ・ソヨンに縦パス。
相手を抜いてPA内に侵入し、バランスを崩しながらも放ったシュートはGKの頭上を越えて入るかに見えたが、
GK一谷がわずかにボールに触ってコーナーキックへと逃れた。
119分、そこからのコーナーキック、7中島がゴール前に入れたボールは相手選手がヘディングでクリアするもボールは
ゴール前に向かって浮き上がる。ルーズボールに向かって10チ・ソヨンと11髙瀬が突っ込むが、ファウルをとられてしまう。
122分、右サイド7中島のクロスは相手選手にヘディングでクリアされるが、クリアが弱く、こぼれ球をPA内右寄りにいた
11髙瀬がダイレクトでシュート、しかしGKにセーブされる。

INAC神戸の猛攻を新潟の守備陣がなんとか耐えきって延長後半終了。PK戦に突入する。

先攻は新潟。

新潟1人目 10上尾野辺 右下 ○
神戸1人目 17ゴーベル・ヤネズ 右 ×(セーブ)

新潟2人目 23ティファニー・マッカーティー 中 ○
神戸2人目 10チ・ソヨン 左下 ○

新潟3人目 9山崎 左下 ×(セーブ)
神戸3人目 11髙瀬 左上 ○

新潟4人目 16斎藤 左下 ×(ポスト直撃)
神戸4人目 2近賀 左 ○

新潟5人目 8大石 右下 ○
神戸5人目 9川澄 左 ○

PK戦の末、INAC神戸レオネッサが勝利を収めて優勝、2009年から続く皇后杯連覇を4へと伸ばし、
さらに2013年度の国内四冠を達成した。


最後は「大舞台で身に付けた勝負強さ」

持ち前の強さで圧倒したかったINAC神戸レオネッサ、堅守速攻で少ないチャンスに懸けて勝利を狙ったアルビレックス新潟レディース。
今回の試合はどちらが勝つのか本当に分からなかった。
延長前半のINAC神戸が2点目を入れてから、延長後半に新潟が追いつくまでの約20分間だけは「このままINACが勝つかな?」という
流れではあったものの、それ以外の時間帯はどっちに傾いてもおかしくない、目が離せない試合だった。

そしてPK戦、神戸1人目17ゴーベル・ヤネズの失敗で「もしかして新潟勝てるのでは」という雰囲気があったが、
新潟3人目9山崎の失敗、神戸3人目11髙瀬の成功の場面で流れは急変、
それまであった「新潟勝てるかも」の雰囲気が一瞬で消え去り、「新潟ヤバいかも」という雰囲気に。
そしてその雰囲気に飲まれたかのように新潟4人目16斎藤も失敗。
そうなればもう王者INAC神戸のお手のもので、4人目2近賀、5人目9川澄がしっかり決めて試合終了。
なでしこジャパンの一員として、アジアの、そして世界の修羅場をくぐりぬけてワールドカップを制覇をしたメンバーにとって、
皇后杯決勝のPK戦のプレッシャーなど容易いものだった。

最後のところで勝負を分けたのは、そういう大舞台で身に付けた勝負強さだったのではないかと思う。


INAC神戸に勝つためのミッションは95%達成していた。それでもまだ足りなかった。

惜しくも敗れたアルビレックス新潟。とにかく耐えて耐えて、ボールを奪ったら縦にロングパスを入れて
23ティファニー・マッカーティーになんとかしてもらう、攻撃の形としては非常に単調だったが、
センターバックがウイークポイントのINAC神戸対策としては、それで十分だったと思うし、実際にそれで通用していた。
守備面でも、スペースを与えずしっかりシャットアウトできており、INAC神戸に勝つためのミッションは完遂できたかに見えた。
ただ、2つの失点がいずれもセットプレーで、セットプレーの守備を詰めきれていなかったのが残念だった。

後半、1-1になった前後あたりはINAC神戸の一部選手に流れからチャンスを作れないからと何度もファウルを
貰いに行ってるように見えただけに、安易にファウルを与えない丁寧な守備も要求したかったが、それは酷か。


観客動員は3,901人。
前回大会の決勝が約4,000人だったので、そんなもんですね。

アルビレックス新潟側のゴール裏はトップチームのサポーターも合流して、ゴール裏のの1/4ぐらいは埋まっていたが、
INAC神戸側はリーグでも屈指の人気クラブにもかかわらず、ゴール裏がJ2不人気クラブのアウェイでのリーグ戦かというぐらいで、
非常に寂しかった。(いわゆるコアサポは50人もいなかった気がする)


試合後、セレモニーも終えた後、ビジョンに映されたメッセージ。いいですねこういうの。
ちなみにこのとき、スタジアムにはジョン・レノンの「Happy Xmas (war is over)」が流れていました。

2013年12月08日(日曜日)、15時30分キックオフ
J1昇格プレーオフ決勝 京都サンガFC-徳島ヴォルティス
場所:国立競技場
試合形式:45分ハーフ、同点の場合はリーグ戦上位チームがJ1昇格

京都サンガFC 20勝10分12敗 3位
監督:大木武
----------17横谷繁---------
14山瀬功治-------------7 駒井善成
-----18倉貫一毅---10工藤浩平-----
----------4秋本倫孝---------
16福村貴幸-20バヤリッツァ-2酒井隆介-8安藤淳
----------21オ・スンフン--------

控え:1児玉剛、5内野貴志、24高橋祐治、15中山博貴、9三平和司、11原一樹、13宮吉拓実


徳島ヴォルティス 20勝7分15敗 4位
監督:小林伸二
-----11津田知宏----13高崎寛之-----
20大﨑淳矢--------------18宮崎光平
------7柴崎晃誠---14濱田武-------
3アレックス-26橋内優也-5千代反田充-23藤原広太朗
---------1松井謙弥------------

控え:31長谷川徹、6大久保裕樹、24那須川将大、16斉藤大介、15太田圭輔、9ドウグラス、19キム・ジョンミン


結果
京都サンガFC 0-2 徳島ヴォルティス

得点者(カッコ内はアシスト)
京:
徳:39'千代反田充(アレックス)、43'津田知宏(高崎寛之)

交代
京:64'倉貫一毅→三平和司、64'山瀬功治→原一樹、86'安藤淳→宮吉拓実 
徳:58'高崎寛之→ドウグラス、67'宮崎光平→那須川将大、75'津田知宏→斉藤大介

警告
京:
徳:53'大﨑淳矢、78'アレックス

退場
京:
徳:

主審:村上伸次  副審:相樂亨/山内宏志 四審:井上知大
観客 23,266人

※選手交代によるポジション変更
京都
倉貫・山瀬→三平・原で、3トップが左から駒井、原、三平の並びに。横谷がインサイドハーフに入る。
安藤→宮吉で3-2-3-2(もしくは3-3-4?3-2-5?)に変更、最終的にはこうなる
---11原--9三平---
13宮吉--17横谷--7駒井
---4秋本-10工藤---
-16福村-2酒井-20バヤリッツァ
------21オ-----

徳島
高崎→ドウグラスは同じポジション
宮崎→那須川で、那須川は左SBに入り、アレックスが左SH、大﨑が右SHに移る
津田→斉藤で斉藤はボランチに入り4-2-3-1に変更。最終的にはこうなる
-------9ドウグラス------
3アレックス---7柴崎----20大﨑
-----14濱田--16斉藤-----
24那須川-26橋内-5千代反田-23藤原
-------21松井--------


2012シーズンから導入されたJ2の3位~6位によるJ1昇格プレーオフ。今年も国立競技場で開催です。

前半。

07分 京都 10工藤のミドルシュートはGK弾く。こぼれ球に7駒井が詰めるもGKが先にキャッチ
09分 京都 右サイドやや遠目から16福村フリーキック、ニアサイドの20バヤリッツァには合わない
11分 京都 右サイド7駒井、10工藤、7駒井と繋いでクロス、ニアに14山瀬が飛び込むもDFがしっかり体を寄せてシュートは撃てない
14分 京都 相手ゴールキックを跳ね返したボールがDFラインの裏に入り、17横谷が反応するもクリアされる
27分 京都 フリーキックの二次攻撃、福村がゴール前に放り込み混戦状態となるかゴールには至らず
32分 京都 中央を7駒井がドリブルで上がり、PA内右サイドの17横谷にパス。17横谷のシュートはGK正面
33分 徳島 左サイドから11津田がドリブルでPAに侵入、ニアサイドにパスを出し20大﨑がシュートもGK正面
37分 京都 コーナーキックからの二次攻撃、右サイド14山瀬のクロスに20バヤリッツァが頭で合わせるが枠の右に外れる
39分 徳島 右サイドコーナーキック、3アレックスからのボールを中央で5千代反田が頭で合わせ、徳島が先制! 京都0-1徳島
43分 徳島 自陣右サイド23藤原からのロングフィードを13高崎が頭ですらしてボールはDF裏へ、
走り込んだ11津田がシュートを決めて徳島に追加点! 京都0-2徳島
45分+1 京都 右サイドからのロングスローをPA内で4秋本が頭ですらし、14山瀬が頭で折り返し、4秋本がヘディングシュートもGK正面。
前半終了。

立ち上がりから京都の一方的なペースで、徳島はマイボールにしてもカウンターにうまく持ち込めない。
徳島の守備陣は京都の攻撃力に対応しきれず、次第にファウルが多くなってしまい、流れからもセットプレーからも
何度もピンチを作られてしまうが、DFがしっかりゴール前で体を寄せて、シュートを撃たれてもGK正面と、大ピンチとまでは行かせない。

そんな中、徳島がカウンター攻撃から得たコーナーキックを5千代反田が頭で決めて徳島が先制。

さらにわずか4分後、ロングボールから抜け出した11津田が決めて追加点。徳島が0-2と2点リードで折り返す。
ロングボールによる攻撃が多くなることを想定してスタメン起用されたであろう13高崎は、ロングボールに全然競り勝ててなくて
全然機能しておらず、スタメン起用が失敗だったかに思えたが、2点目のシーンでは自陣からのロングボールに競り勝って
DFラインの裏にボールを流し、追加点のアシストとなった。


後半。

46分 徳島 ペナルティエリア内で13高崎が倒されるもノーファウルの判定
50分 徳島 20大﨑のパスカットからパスを受けた11津田がペナルティエリア手前からミドルシュートもふかしてしまう。
52分 徳島 自陣でパスカットした3アレックスが相手陣まで持ち上がり、PA内の高崎にパス、シュートはブロックされ、
こぼれ球に11津田が詰めるも先にクリアされてしまう
62分 京都 相手コーナーキックからのカウンター、10工藤が自陣からドリブルで駆け上がり、PA手前でパス、
受けた14山瀬がPA内右寄りのところからシュートもGKがナイスセーブ!
64分 京都 左サイド14山瀬のコーナーキックにニアサイドで20バヤリッツァが頭で合わせるもGKがナイスセーブ!
66分 京都、右サイド途中出場9三平からのパスを、同じく途中出場11原がシュートも枠の右に外れる
京都に焦りが見え始め、ロングボールが増えてきて、8安藤と20バヤリッツァが上がったまま帰ってこないことも多くなる。
75分 徳島 途中出場の9ドウグラスが右サイドを破るもクロスが弱く味方選手に届かない
80分 京都 自陣からのロングボールは相手GKが飛び出して処理するが、こぼれ球を拾った京都の選手がシュート、
徳島GKは間に合わなかったが、23藤原がヘディングでクリアした!
80分 京都 左サイドからのコーナーキックをニアで合わせるもGKがナイスセーブ!
81分 京都 左サイドからチャンスメイク、クロスを11原がヘディングで落とすも、合わせる選手がいない。
87分 京都 ペナルティエリア内右サイドから7駒井がシュートもGKがセーブ
90分 京都 自陣からの縦パスが11原に渡るも潰される。こぼれ球はクリアされる
終盤、京都はパワープレーで圧力をかけるも、徳島の守備陣が粘りに粘る!そして試合終了。

2点リードしているものの、受けに回ると逆転されるからとばかりに徳島が飛ばし気味に試合に入る。
そして、ボールを失えば、前からボールを奪いに行って、無理ならば素早くリトリートして守る、
そんな小林伸二サッカーが見事に体現された守備組織で京都にサッカーをさせる余裕を与えない。

京都は前への攻勢を強めるために11原、9三平を投入するものの、14山瀬を下げ、17横谷をMFに落とした中盤はかえってちぐはぐに。
しかしそれでもセットプレーやロングフィードをから何度か決定機に持ち込むことはできたが、徳島GK松井や守備陣の踏ん張りもあって
ゴールを割ることはできず、0-2のまま試合終了。

徳島ヴォルティスがJ1昇格プレーオフを制し、四国で初めてのJ1クラブが誕生した。

徳島の守備陣の中では、3アレックスの球際の強さが際立っていて、本来はサイドアタックやプレースキックが注目される
攻撃的サイドバックなのだが、今回の試合でいえば元々の攻撃能力にプラスして守備での貢献が非常に大きく、
MOMは得点者2人のどちらかだろうけど、それに近い大活躍ぶりだった。


ピッチ外でのこと。

今回ピッチ外MOMがあるとしたら、それはもちろん徳島ヴォルティスのマスコット、ヴォルタくんでしょう。
試合前からゴール裏を盛り上げるのにハードワークして、ハーフタイムにはティスちゃんとのダンスや
圧巻の10連続バク転など、会場を沸かせるのに一役買っていました。




試合前とハーフタイムには両チームのマスコットによるちょっとした寸劇もあったりして、ファンを楽しませてくれました。


今回の試合は本当に見に行ってよかったです。
ピッチの外での賑わい、マスコットの盛り上げ、試合前のコンコースでの両チームサポーターの決起集会、
カターレ富山の試合を見ているだけでは絶対に味わえなかったものをたくさん見ることができて、すごく刺激を受けました。


京都サンガ側ゴール裏




徳島ヴォルティス側ゴール裏