カンボジアからバンコクに戻ってきました。
体調を崩してから、歌えなかったのですが、
おとといの夜、どうしても歌いたくなって、
少し無茶をしてしまいました。
なので、昨日はゆっくり休みました。
日本を出発して、半年が過ぎました。
本当に、たくさんの出会いがあり、
日々これから先のことを考えてきました。
そして、自分自身、考え方や、これから先のこと、
日本を出発する半年前と比べて、大きく変わりました。
世界に飛び出して、色々なことを経験して、
日本に帰ったら、少し音楽をやって、
また、サラリーマンか何かやって、
普通の生活に戻るんだろうなって思った。
就職前の、最後の旅行のような…。
世界中で歌って、本を書いて、ラジオや雑誌に出て、
それだけやっても成功できないのなら、
諦められるような気がした。
いや、そんなこと思ってる時点で、
諦めていたのかもしれない。
今は、また頑張れるような、そんな気がする。
日本を出た時に、アジアで音楽をやって、
結果を残して、逆輸入という形で、
日本に帰って音楽をやれたら、
少しは評価してもらえるかもしれない。
そんなことも考えていた。
最初は、タイで音楽をやることを考えた。
クラブやバーなど、音楽の仕事がたくさんあり、
日本と同じように歌手やアイドルもいる。
タイが大好きなので、タイで何かできたら、
そんな風に思ってたけど、何か違う気がしていた。
そして、タイと同じくらい大好きなカンボジアにいた時、
カンボジアで音楽をやることはできないか。。
それまでは考えてもいなかったけど、
友達がクマエのスターのライブに連れて行ってくれた時、
これだと思った。なんか分かんないけどピンときた。
それから毎日のように、カンボジア語を勉強して、
少しずつですが話せるようになりました。
今では、タイ語よりも話せるようになりました。
カンボジア語を話せる外人は少ないので、
カンボジア語を話すと喜んでもらえる。
そして仲良くなり、カンボジアの魅力をさらに感じた。
カンボジア語を話せるようになって状況が物凄く変わった。
自分の好きな場所で、大好きな音楽をできたら、
それ以上幸せなことはないなと思った。
それからカンボジアの音楽産業がどうなってるのか、
自分でも調べたけど、情報が少なかった。
オーディションやコンテストもなさそう。
自主制作でCDを作って、自分から動くことを考えたけど、
どうすればデビューできるのかが分からない。
というか、デビューってなんだ?
日本では、CDを出すのがデビューだけど、
カンボジアでは、コピーCDみたいなのしかない。
CD出すのがデビューじゃないような気がした。
やっぱり難しいのかって思ったけど、
色んな人に出会い、少しずつ情報を聞けた。
首都のプノンペンに行けば、
音楽会社がいくつかあることも分かった。
どうやったらデビューできるのか分からないけれど、
なぜかできる気がして、これからが楽しみだった、
高校生の時と同じような気分です。
カンボジア語は、タイ語よりも難しい。
ギターや歌を歌える人も少ない。
カンボジア語で曲を作って歌える外人は、
いったい何人いるんだろうか。。
ゼロではないと思うけど、限りなく少ない数だと思う。
カンボジアは、ポルポトの大虐殺の時に、
歌手も虐殺され、学校では芸術の授業もない。
音楽産業も確立されていないカンボジアで、
音楽をやることは難しいけれど、
逆に、何が起こるか分からないし、
やってみる価値はあると思う。
人と同じことをやるのは簡単で、
それ以上、何かを起こすのは難しい。
でも、逆の発想で、人と違うことをやれば、
想像以上のことが起こることもある。
なぜか、可能性があるような気がした。
こういう直感が一番大事だと思う。
嬉しいことに、カンボジアの人は親日なので、
それもいい武器というか大きな味方。
やっぱり、日本人で日本が好きなので、
日本で音楽をやりたい気持ちは今もあります。
ごはんも美味しいですし、家族もいます。
でも、カンボジアには日本にない魅力があります。
ちょっと適当で、なんでもくれとか言うし、
腹立つようなこともありますが、
優しくて、気が弱い部分もある。
そして、何よりも人懐っこいのが魅力。
僕の名前を教えても、「よし」の「し」が発音できなくて、
僕の名前は、「味の素」になっています。
僕の名前は味の素って言ったら、絶対に誰でも笑います。
味の素に感謝しなきゃいけませんね。
アフリカに行った時、アジアと似ている印象だったけど、
その中でも、カンボジアは特にアフリカに似ている。
こんな国で音楽をやったら、絶対に楽しいし、
何か起こるような、そんな気がした。
英語やタイ語、カンボジア語で、
愛しているというのが、恥ずかしくないように、
他の国の言葉で歌を歌うのは、気持ちが入りづらい。
でも、その訳の分からない言葉で、歌を歌って、
その国の人に、何か伝えることができたら、
日本で歌うのとは、また違った喜びを感じられると思う。
恋愛すると、これ以上好きになる人は出会わないだろう、
そんなこと思っても、それ以上好きな人と出会う。
人生も、恋愛と一緒で、これ以上楽しい時間はないだろう、
そんなこと思ってても、それ以上楽しい時間が絶対やってくる。
ブログを見ていただいている、タイ在住の日本人の方と、
年末に食事に行った時、こんなことを言っていました。
確かにそうだなと思ったのと同時に、
そういう風に思えるような人生にしたいと思った。
半年前に、何かを変えたくて、世界に飛び出した。
サラリーマンを辞めて、悩んでも答えが出なくて、
いや、答えは出ていたのかもしれないけど、
その答えに自信がなかったのかもしれない。
あの時は、この旅で自分が変われるのか、
何も分からなかったけど、今は確実に変わっている。
今年は、カンボジアでのデビューに向けて、
カンボジア語を勉強して、曲を書いて、
プノンペンにある、レコード会社に行くつもりです。
上手くいくか分からないので、
このことは、書こうか迷いましたが、
自分を追い込んで、実現するためにも書きました。
何人かの日本人の方にも少し話しましたが、
いけるような気がするとか、面白いことになりそうとか、
みんな応援してくれています。
この先に何があるのか、今はまだ分かりませんが、
絶対に何かあるのは、間違いないと思います。
どういう結果になったとしても、
自分自身、少しでも成長できれば。
どうなるかは分かりませんが、
やれること全力でやってみようと思います。
長々と書いてしまいましたが、
温かく見守っていただけたら嬉しいです。
まだまだ旅も続きますが、
これからも全力で頑張りますので、
よろしくお願いします。