こんにちは、hidekaルームへようこそ♪
今日のお客様は、セイジさん、35才、日本最高峰大学の大学院卒業、年収600万、研究職のちょっと個性的な男性です。
身長は180㎝、やさしいお顔立ちで容姿も決して悪くない。
お相手への希望は「自分好みの容姿」
でたー
お付き合い経験のない人、少ない人ほど、相手の容姿にこだわるのよね・・でも、まぁそれが一番わかりやすい判断材料だから仕方ないか。
セイジさんは、交際経験なし、自分の思うことははっきり言う性格で、お見合はかなり決まるのですが、なかなか交際に進まない、交際になってもデート3回の壁がなかなか突破できない状況。
かわいい人とたくさんお見合いをするのですが、相手と自分の意見が違った時には「それはおかしいと思う！」と持論を展開し、「考え方が合わないと思います」とお断りが来ることもしばしば。
人と話す基本は、【聞く】【受け止める】【意見を交換する】
これが出来なければ、お相手も気持ちよくお話が出来ません。だけど、セイジさんはちょっとでも違うと思うことがあったら、我慢できず自分の意見を言ってしまいます。
「そんなこと、初対面で言ったらあかんやん」と何度話したことか・・
活動初めはこのことで、何度も何度もセイジさんとお話をしました。セイジさんのステキなところは、自分の思うことをちゃんと話してくれるところ、私の言うことも聞いてくれるところ、そして疑問があればさらに質問してくれるところ、議論して納得出来たら行動を変える努力をしてくれるところ。
頭ではわかっていても、行動を変えることはなかなか難しい。セイジさん、根気よく頑張ってくれましたよ、本当に。
あとは・・・ファッション・・・夏はポロシャツをしっかりインしたジーンズ、冬はトレーナーとジャンバーとジーンズ。
（面談に来られた時にジャンバーを預かったら裏地が破れてた・・長年大事に着てるんやろな・・）
そのあたりもアドバイスしたところ「僕ファッションには興味ないので。清潔にしてたらいいと思います」と主張。
「着るっていう観点だけで言うとそうだよね。でも、デートの時は【人から見られる】という観点も入れてほしい。別に高いものを買う必要はないし、流行の最先端を行く必要もない。1シーズンに何着かは買ってほしい。店員さんにコーディネートを聞いたらアドバイスしてくれるからね」
そんな中「今日のお見合い、とても楽しかったです。こんなに楽しかったのは初めてかも♪」
きたー
お相手からもOK返事！ この出会いを大事にしていこうねと交際開始。
先方担当さんからも「楽しかったと言ってました。彼女はっきりしたタイプなので、そこがちょっと心配でもありますが・・」
「セイジさんもはっきり自分の意見を言う人なので、合うと思います！これからもよろしくお願いします！」
そして
デート3回の壁も突破
少し安心しかけてた頃・・・ 暗-い声でセイジさんから相談TEL
「もうダメかもしれません・・お互いに考え方が違うところもあるし、こないだ一緒に買い物に行って、僕の服を選んでもらったんですけど、あまり好きじゃないものだったんです。でも彼女スゴイ薦めてきて・・。あまりに勧めてくるから僕もちょっと不機嫌になってしまって、買わずに帰ってきてしまったんです。よく考えたら、今までも彼女、自分の意見を押し付けてくるところがあって・・」
「そっか・・洋服、色々好みがあるもんね。でもさ、人の服を選ぶってなかなか大変なことやで。好きな人やからこそ、一生懸命選んで勧めてくれたんちゃうのん？前にファッションに興味ないって言ってたやん。そやったら、ありがとう！って着ればええんとちゃうの？と私は思うけど」
「考え方が違うところがあるって・・・そんなん当たり前と違う？セイジさんは自分の意見をはっきり言うから、相手もちゃんと自分の意見を言ってくれる人じゃないと、話し合いができないと思うねん。セイジさんはちゃんと話し合って納得したいタイプでしょ？意見を言い合えるってすごい事と違う？どうしても受け入れがたい事があるんやったらそれは仕方ないけどね。主張したいところ、譲れるところ、それを意識してもう少しお付き合いしてみればと思うけど。もう無理な感じ？」
「・・・不機嫌になって帰ってしまったのは僕も反省してるのんです。もう会ってくれないかも知れませんけど、もう一度連絡してみます」
「この前はせっかく服選んでくれたのにごめんねってちゃんと伝えるんだよ～」
そして、無事に交際は続行となり、その後も色々なことがありましたが・・・無事にご成婚
お二人で手続きに来てくださったのですが、セイジさんのあんなやさしい笑顔を見たのは初めて
お二人、とてもコミュニケーションが取れていることがよくわかりました。セイジさんの尻にひかれてる感がカワイかったぁ～
お幸せに～