娘が帰国して、改めて色々聞いてみると
言わなかっただけでそれなりに過酷というか
試練は感じていたようです。
まず、寮の部屋の暖房の効きがイマイチだったこと。(数日交渉して直してもらった)
買い物はドイツ語は全くだから、やはり怖かった。
絡まれる(と、いうかお金恵んでみたいな)
こともそれなりに。
でも、老若問わず必ず助けてくれる人がいた。
寮には電子レンジしか調理器具が無いので
作るものにも限界が…。
牛丼を作ろうと思ったけど、薄切り肉が売っていない。スライスをお願いしようと思ったけど英語が通じなかった。
着いて半月くらいが一番辛かった。
LINEはもちろん繋がるけど、時差の関係で
家にも友達にも電話をすることは我慢してしまったとのこと。
実際、電話では2~3回くらいしか話してないと思う。
フランクフルトに観光に行ったが、とにかく治安が悪く1人で行ったことを後悔した。
ウクライナから避難してきた母子に遭遇。
親日家だったようで色々話を聞いて、
また、お子さんがパンを貪るように食べる
姿を見て寮に戻ってから泣いた。
(今でもウクライナの映像が出るとかなり辛い)
日曜はせっかく休みだけど、ハイデルベルク市内も全体的に休み…。
語学学校は90分授業で、高校生の自分には長く感じた。また、課題もテストも多かった。
先生がかなりの日本通で、自分のほうが知らないことが多く恥ずかしいと思った。
などなど。
逆に良かったこと。
自分だけ語学学校だったけど、マイペースに過ごすことが出来た。
(群れるタイプではないので…皆で行動とか無理)
自分だけが高校生なので、大人がみんなとにかく
優しかった。
ドイツビールを覚えた(笑)。
特にレモネードで割った「ラドラー」が気に入って
帰国してから取り寄せた。
ワインは1回飲んだけど、自分にはまだ無理と悟った。
ピザ屋さんには完全に顔を覚えてもらい、
「あと1週間で帰国する」と言ったら半額にしてもらえた。
ドイツで2週間、日本で2週間お花見が出来た。
日本を題材にしたイベントが結構あり、日本人とわかると歓迎された。
などなど。
なかなかその場ですぐには言いませんが
彼女なりに色々あったようです。
今日はドイツ留学メンバー全員で
校長先生に留学報告会です。