マジすか学園3☆#9ー9☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

マジすか学園3☆#9ー9☆


東京ー


“兆し”は、あったんだよな…

今日は寝覚めは悪いし、靴の紐は切れるし、霊柩車は通るし、黒猫には横切られるし…

おれは、迷信にこだわるほうなんだよ…


あげくに、こんな戦闘機械みたいなやつと闘うことになるなんて…

こいつ、何で汗ひとつかかねーんだよ、ほんとに人間なのか?


おれも、マナツも汗だくだってのに…

なんて正確な動きなんだ…

ひとの弱点ばかり狙いやがって…

イヤなやつだ…

もう、顎がボロボロで文句のひとつも言えねーじゃねーか…

顎だけじゃなく、全身もか…


マナツ、そんな悲しい顔するなよ…


おれは、お前たちやマジ女のやつらに出会えてよかったよ…

闘う意味を知ることが出来た…

だから…


あとは、頼んだぜ…


「アイリ!」

マナツは、アイリの眼差しが、“サヨナラ”と告げたような気がして、思わず、声をあげた。

まったく、防御のことなど考えずに、アイリは、矢場久根死天王ーオメガに突進していった。

獅子の咆哮が、聞こえた気がした。


オメガは、アイリの突進を冷静に計算し、かわす。
かわした筈だったが、アイリの拳は、オメガの顔面をかすめていった。

喧嘩に勝つ方程式なんかないんだ、と言わんばかりにー。

アイリは、そのまま、倒れこみ、ちから尽きた。

その顔には悲壮感はなく、何故か、笑顔が浮かんでいた。

(おれは、迷信にこだわるほうなんだよ…)

アイリのそばには、四つ葉のクローバーが、風に揺れていた。