マジすか学園3☆#8ー7☆
翌日
その日は、とても静かな朝だった。
前田は、いつものように制服姿で家を出る。
いつもと変わらぬ風景。
マジすか女学園ー
ラッパッパの部室では、チームホルモンたちの恒例の日課が始まっていた。
ヲタが、ホルモン焼きを口に運びながら、言う。
「いやー、それにしても助かったよなー」
「ホントだよなー。意外と安かったもんな、これ」
と、無煙の焼き肉機を箸で指すウナギ。部室に煙が充満しないように、昨日、中古品のものを購入したのだった。
「いやいやいや、おれが言いたかったのは昨日の喧嘩の話なんだけど…」
食い気味に否定するヲタを面白そうに見て、助け舟を出すバンジー。
「確かにな…、昨日はいろいろあったよなー。ネズミ軍団には狙われるわ、ディーヴァが攻めてくるわ、アンダーガールズも参戦か?って雰囲気だったよな」
「強いやつは狙われる…か」
先が思いやられるな、と、
しみじみ、ウナギがつぶやく。これからの行く末を案じー。
生傷の絶えない毎日。
「内からも外からも狙われてんのか…、負けらんねーな」
アキチャは、つとめて明るく、ふるまう。
狙われてなんぼのラッパッパ。
「そうだな…、おれたちみんなで、ラッパッパの伝統、しっかり守っていこうぜ。先輩たちに恥ずかしくないように…」
ヲタがリーダーらしく、話をまとめようとした時、ムクチが急に、立ち上がった。
「うちら、ティームホルモンだぜ!やるしかねーだろ!それがホルモン魂だ!いくぞ!ティームホルモン!おお!」
突然、テンションがあがり、饒舌になるムクチに、みんなの視線が集中する。
その視線を一身に浴び、にっこりと微笑むムクチだった。
部室の奥の部屋には
前ラッパッパ部長
大島優子の写真が飾られている。
サドの剣玉、シブヤのグローブ、トリゴヤの羽飾り、ブラックの聖書も置いてあった。卒業後に、それぞれが、のこしていったものだ。
そして、そのなかに、昨日まではなかった赤いスカーフが、きちんとたたまれて、写真の傍に置かれていた。
一輪の花とともに。
その意味にチームホルモンたちが気づくのは、少し、後のことだった。
校長室ー
「えっ!前田くんが?」
前田のクラスの担任、クウキが、驚きのあまり、眼鏡をとりこぼしそうになる。
校長の表情は複雑極まるものだった。
「今朝、早くに…」
机の上には、“退学届”と書かれたものが、置いてあった。
その日は、とても静かな朝だった。
前田は、いつものように制服姿で家を出る。
いつもと変わらぬ風景。
マジすか女学園ー
ラッパッパの部室では、チームホルモンたちの恒例の日課が始まっていた。
ヲタが、ホルモン焼きを口に運びながら、言う。
「いやー、それにしても助かったよなー」
「ホントだよなー。意外と安かったもんな、これ」
と、無煙の焼き肉機を箸で指すウナギ。部室に煙が充満しないように、昨日、中古品のものを購入したのだった。
「いやいやいや、おれが言いたかったのは昨日の喧嘩の話なんだけど…」
食い気味に否定するヲタを面白そうに見て、助け舟を出すバンジー。
「確かにな…、昨日はいろいろあったよなー。ネズミ軍団には狙われるわ、ディーヴァが攻めてくるわ、アンダーガールズも参戦か?って雰囲気だったよな」
「強いやつは狙われる…か」
先が思いやられるな、と、
しみじみ、ウナギがつぶやく。これからの行く末を案じー。
生傷の絶えない毎日。
「内からも外からも狙われてんのか…、負けらんねーな」
アキチャは、つとめて明るく、ふるまう。
狙われてなんぼのラッパッパ。
「そうだな…、おれたちみんなで、ラッパッパの伝統、しっかり守っていこうぜ。先輩たちに恥ずかしくないように…」
ヲタがリーダーらしく、話をまとめようとした時、ムクチが急に、立ち上がった。
「うちら、ティームホルモンだぜ!やるしかねーだろ!それがホルモン魂だ!いくぞ!ティームホルモン!おお!」
突然、テンションがあがり、饒舌になるムクチに、みんなの視線が集中する。
その視線を一身に浴び、にっこりと微笑むムクチだった。
部室の奥の部屋には
前ラッパッパ部長
大島優子の写真が飾られている。
サドの剣玉、シブヤのグローブ、トリゴヤの羽飾り、ブラックの聖書も置いてあった。卒業後に、それぞれが、のこしていったものだ。
そして、そのなかに、昨日まではなかった赤いスカーフが、きちんとたたまれて、写真の傍に置かれていた。
一輪の花とともに。
その意味にチームホルモンたちが気づくのは、少し、後のことだった。
校長室ー
「えっ!前田くんが?」
前田のクラスの担任、クウキが、驚きのあまり、眼鏡をとりこぼしそうになる。
校長の表情は複雑極まるものだった。
「今朝、早くに…」
机の上には、“退学届”と書かれたものが、置いてあった。