マジすか学園3☆#7ー2☆
キョウトの迅い拳がまったく当たらない。
はんなりと笑うリホ。しかし、瞳の奥は冷たい。極寒。動きは、舞を踊るように、しなやかで優美。風に揺れ動く綿雪さながら、掴みどころがない。紙一重の差で、キョウトの拳をかわしている。
「出た!小谷さんの“氷雪の舞”や。これが出たら、誰も指一本触れられんわ!」
意気あがるディーヴァの隊員たち。
「氷…?時季ハズレや…そんなもん、かき氷にして、食うたる!」
キョウトが吠える。
「強がりさんやなぁ」
余裕の微笑みをたたえるリホだった。
河原ー
「つ…、強い…」「バケモンだ…」「マジ女に…、あんな強いやつが…いたなんて…」
座蹴留奈商業の生徒50名が、虫の息で、地に伏し、呻いている。
ジュリナは、すでに、マジ女へ向かっていた。決して、無傷ではなかったがー。
「くそっ…、応援を…」
援軍を呼ぼうと、地面に伏したまま、ケータイを取り出す座蹴留奈商業の生徒。
ぐしゃっ!
何者かに、ケータイもろとも手を踏みつけられる。そのまま、ぐりぐりと足にちからを入れる美少女。
「ぐわあああああ!」
感情のない表情で、手を踏みつけるアイミ。CGのように心が読めない。
「松井ジュリナ…、強き者よ…」
アイミが遠くを見るような瞳で呟きをもらす。
「終末のラッパを鳴らすのは…アンダーガールズでも、ディーヴァでも、ましてや、マジ女でもない…」
黙示録のラッパ吹き。
『ヨハネの黙示録』に記されしー神の御遣いのこと。地上を焼き払い、滅ぼしたといわれる天使たち。
「…わたしたち、矢場久根だ!」
江口アイミ。
矢場久根死天王、最後のひとりー
オメガ。
Ω(オメガ)ー最終。究極。
オメガの、凄絶な美しさと虚無を湛えた瞳が、きらめいた。
「すべてを…、滅ぼすのみ!」
はんなりと笑うリホ。しかし、瞳の奥は冷たい。極寒。動きは、舞を踊るように、しなやかで優美。風に揺れ動く綿雪さながら、掴みどころがない。紙一重の差で、キョウトの拳をかわしている。
「出た!小谷さんの“氷雪の舞”や。これが出たら、誰も指一本触れられんわ!」
意気あがるディーヴァの隊員たち。
「氷…?時季ハズレや…そんなもん、かき氷にして、食うたる!」
キョウトが吠える。
「強がりさんやなぁ」
余裕の微笑みをたたえるリホだった。
河原ー
「つ…、強い…」「バケモンだ…」「マジ女に…、あんな強いやつが…いたなんて…」
座蹴留奈商業の生徒50名が、虫の息で、地に伏し、呻いている。
ジュリナは、すでに、マジ女へ向かっていた。決して、無傷ではなかったがー。
「くそっ…、応援を…」
援軍を呼ぼうと、地面に伏したまま、ケータイを取り出す座蹴留奈商業の生徒。
ぐしゃっ!
何者かに、ケータイもろとも手を踏みつけられる。そのまま、ぐりぐりと足にちからを入れる美少女。
「ぐわあああああ!」
感情のない表情で、手を踏みつけるアイミ。CGのように心が読めない。
「松井ジュリナ…、強き者よ…」
アイミが遠くを見るような瞳で呟きをもらす。
「終末のラッパを鳴らすのは…アンダーガールズでも、ディーヴァでも、ましてや、マジ女でもない…」
黙示録のラッパ吹き。
『ヨハネの黙示録』に記されしー神の御遣いのこと。地上を焼き払い、滅ぼしたといわれる天使たち。
「…わたしたち、矢場久根だ!」
江口アイミ。
矢場久根死天王、最後のひとりー
オメガ。
Ω(オメガ)ー最終。究極。
オメガの、凄絶な美しさと虚無を湛えた瞳が、きらめいた。
「すべてを…、滅ぼすのみ!」