マジすか学園3☆#6ー7☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

マジすか学園3☆#6ー7☆

河原ー


なにやら、ざわざわと話し声が聞こえてきた。

「ははは!前田がいないんだってよ!」
「じゃあ、怖いもんなしじゃねーか!」
「ディーヴァのやつらにカチコミくらってるらしいぜ!」
「マジ女、潰すなら今だな」


座蹴留奈商業の生徒が50人程、凶器を携え、マジ女の方角に向かおうと歩いていた。

その声を耳にし、弾かれるように立ち上がるジュリナ。

「アイミ、お前、ここを離れろ!」

ジュリナは、それだけ言うと走りだした。

「ジュリナ!」



「おい!てめーら!どこ行くつもりだ!」

ジュリナが後ろから、集団に声をかける。


「あ!?お前、誰だよ?何か用か?」


「わたしは、マジ女の松井ジュリナだ!」


「マジ女にそんなやついたか?」「知らねーな!ははは!」「行こうぜ!早く」


「行かせねーよ…」


「なんだって?」


「ネズミを…、マジ女を守るのは、わたしだ!」

ジュリナは唸りをあげて、集団に突っ込んでいった。

(前田…、お前のマジは、わたしが受け継ぐ!)



一方

マジ女の校庭では、思いもよらない展開が繰り広げられていた。

「強い…」「やべぇ…」「無理…だ…」

ばたばたと血を吐き、うめき声をあげ倒れていくのは、マジ女の生徒ばかり。実力差、人数の差はあれど、それ以上にいまひとつ乗り切れない雰囲気がマジ女にはあった。
何かが足りない。

奮闘しているのは、チームホルモンの五人だけだった。不甲斐ないマジ女の生徒に向け、ヲタが叫ぶ。

「お前ら、何やってんだよ!それでも、マジ女の生徒かよ!」


「だって…、前田がいねーし…」「いまのマジ女じゃ…」「こいつら、強ぇよ…」「かなわねぇ…」

弱音ばかりのマジ女の生徒たち。前田のいない喪失感をあらためて実感する。
ネズミ軍団も、所詮、烏合の衆。どんどん、倒されていく。何故か、キョウトの姿は見えなかった。

鉄パイプと木刀を手にした
ディーヴァの容赦ない攻めは、倒れた者にも及ぶ。卑怯極まりない喧嘩のやり方で、完膚なきまでに叩きのめされていくマジ女の生徒たち。

「くそ!やっぱり、おれじゃ、前田のかわりにはなれねーのか」

ヲタは、拳をふるいながら、自分の無力さを強く感じていた。だが、迷っている時間もなかった。

「今日は、誰も助けにきてくれんみたいやな。まぁ、来たとしても、この人数には勝てんやろ」

ヲタの前には、ディーヴァ十二将の渡辺ミユキが、銀灰色(グレイ)の特攻服を風にはためかせて立っていた。


「お前か…、昨日の決着、つけてやる!おれが、お前を倒す!」

ヲタが、右の拳をミユキにつきつける。チームホルモンのリーダーの誇りに賭けてー。

「いままでで、一番おもろいギャグや…、消えろ!」


言い終えたあと、狂い虎の咆哮が大気を震わせた。