マジすか学園3☆#6ー6☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

マジすか学園3☆#6ー6☆

チームホルモンにとって、ホルモンを焼くということは毎日の日課であり、食事であり、喧嘩の前の儀式でもあった。しかし、部室は狭かった。


「てか、お前たち、まだ、こんなとこにいたのかよ!早く、病院戻れって言ったろ!あとは、おれたちに任せな…ラッパッパは、潰させねーよ!」

ヲタが、倒れ込んでいる昭和たち四人を気遣う。

「なぜ…、そこにいる?」

ネズミが顔をしかめる。

「おれたちゃ、今日から、ラッパッパだ!だから、部員以外、ここの“階段”のぼらせるわけにはいかねぇ!」

チームホルモンの五人が、胸を張って並び立つ。揃い踏み。

「ほんまに…、アホばっかりやなぁ」


すぐ傍にいるキョウトが、氷のように冷たい視線で、チームホルモンを射抜く。

ノーモーションで繰り出される
キョウトの素早いパンチをかろうじてかわすヲタ。

「くっ…、前田がいなくなったからって、マジ女内で争ってる場合じゃねーだろ!」


「お前たちも行け!」

後ろの仲間に声をかけるネズミ。

階下から迫るネズミの軍団に立ち向かうチームホルモン。

狭い“階段”で、多くの生徒が乱れ、もつれ、転げ落ちる。
いくつもの修羅場をくぐり抜けてきたチームホルモンはやはり強かった。

それを階下で、口惜しそうに見つめるネズミ。

一歩踏み出そうとしたとき


「やめなさーい!」


ネズミの背後から、鶴の一声が響いた。

野島百合子校長だった。

「シャーラップ!
何か聞こえませんか?」
全員が動きを止め、耳をすます。


「こら!早よ、出てこいや!」「出てこんかったら、校舎に火ぃ、つけるで!」「かかってこんかい!」

校庭の方が、何やら騒がしい。関西弁の罵声や怒声。相当の数。


「ディーヴァだ…」「カチコミか!?」「どうする?」「ネズミさん!」「やばいっすよ!」

ざわつくネズミ軍団。

少し考えた後、
ネズミは無表情で

「行け!ディーヴァをぶっ潰せ!」

と、軍団のメンバーに指示を出す。その指示に従い、階段を駆け下りていくメンバーたち。

チームホルモンも、負けじと駆け出した。ネズミと校長を横目にー。



「今回のやり方…、あまり感心しませんねぇ…」

校長がネズミの背中に声をかける。ラッパッパ初代部長の貫禄。

「バイザウェイ、あなたは、行かないのですか…ホワイ?」


「あっしは…、喧嘩が嫌いですから…」
(勝つ“戦”しか…しないのさ…)

考えの読めない、暗く深い底無しの瞳。




校庭ー


マジ女の生徒たちの眼前には、ディーヴァ十二将、渡辺ミユキ率いるディーヴァの精鋭メンバーが、ずらりと並んでいた。後ろのほうが見えない。ゆうに300人は越えている。対するマジ女は、その半分にも満たない。

チームホルモンがあらわれたところで、
ミユキが滔々と話し始める。


「昨日は、負け犬どもやケーサツが邪魔に入って、お前ら、助かったなぁ。今日は、一気に決めたるわ!今日がー
マジ女、絶滅の日や!」

うおお!という地鳴りとともに、巨大な蛇と化したディーヴァが動き出した。


「やれるもんならやってみろ!」


迎えうつマジ女の生徒たち。

ついに
マジ女の存亡を賭けた、ディーヴァとの大乱闘が、いまー


始まった。