マジすか学園3☆#3ー2☆
ヒュッ!ビシッ!
「痛(つ)っ!」
シブヤのミニスカートの下から伸びる剥き出しの白い太ももの肉が裂ける。血が飛び散る。
音よりも速く、痛みがくる。鞭は、先端に近い程、加速度的に速度が増す。
出口アキの鞭。ソニックブーム(衝撃波)が轟く。
「見えないだろ?人間の目で、見切れる速さじゃないんだよ。音速を超えてるんだから。空気の分子が、圧縮された高密度の塊…」
「うぜーんだよ!講釈なんか、どうでもいい…、捕まえちまえば、こっちのもんだ」
「だから、無理だっての!」
ビシッ!
アキの手から放たれた鞭は、まるで生き物のようにうねり、シブヤの足に噛みつく。
「くっ!」
出足をくじかれ
間合いを詰めることができないシブヤ。つかまえることなど、もちろん、できない。
激痛が連続で足や、腕、全身を襲う。
アキは
鞭での闘い方を、完璧に心得ていた。通常より長い鞭を自在に操る。隙が見えない。
乱れ飛ぶ鞭。
顔面をガードする両腕のスカジャンの袖が、ボロボロになる。ガードはあまり意味をなさない。
「ちっくしょー!意味ねーな」
シブヤは、両腕をおろした。ノーガード戦法を選択する。
ヒュッ!
風を切る音。
シブヤの頬に、鋭い熱が走った。つぅと垂れる赤い血。
睨みつけるシブヤ。肉食獣を思わせる眼差し。覚悟の瞳。
「………」
「その目が、気にいらないね…痛みで狂い死ぬか?それとも、出血多量で死ぬか?」
「死ぬことなんか、全然、怖くねー」
(本当に怖いのは…)
アキは、鞭を持つ右手を、振り上げ、真っ直ぐ、腕を伸ばす。鞭が飛ぶ。
「うおおおおお!」
アキの攻撃とほぼ同時に走り込むシブヤ。
ビシッと鞭が腕に当たった。構わず突っ込む。
「ぐはっ!」
シブヤの背中に、激痛が走ったのと同時に、アキの前蹴りが、腹部にも決まった。背中には、鞭の跡。
手足のように、鞭を使いこなすアキ。反応も早い。一度放った鞭を引き戻し、また振るまでの時間の尋常ならざる迅さ。
「追いつめられたやつの…、だいたい、お決まりのパターンだな。玉砕覚悟の特攻は…。単純すぎるんだよ!」
シブヤの捨て身の攻撃は、意味を為さなかった。
コンクリートにひれ伏すシブヤを、容赦なく、鞭で打ちつける。何度も、何度も。
気が遠くなりそうな痛み。
冷たいコンクリートの上を転がるように、避けながら、シブヤの瞳だけは、ある一点に集中していた。
「…………」
「ん?なにか言ったか?」
吐息まじりに、つぶやくシブヤ。
「……ワッ…ツ…ザ………ヘル…」
「痛(つ)っ!」
シブヤのミニスカートの下から伸びる剥き出しの白い太ももの肉が裂ける。血が飛び散る。
音よりも速く、痛みがくる。鞭は、先端に近い程、加速度的に速度が増す。
出口アキの鞭。ソニックブーム(衝撃波)が轟く。
「見えないだろ?人間の目で、見切れる速さじゃないんだよ。音速を超えてるんだから。空気の分子が、圧縮された高密度の塊…」
「うぜーんだよ!講釈なんか、どうでもいい…、捕まえちまえば、こっちのもんだ」
「だから、無理だっての!」
ビシッ!
アキの手から放たれた鞭は、まるで生き物のようにうねり、シブヤの足に噛みつく。
「くっ!」
出足をくじかれ
間合いを詰めることができないシブヤ。つかまえることなど、もちろん、できない。
激痛が連続で足や、腕、全身を襲う。
アキは
鞭での闘い方を、完璧に心得ていた。通常より長い鞭を自在に操る。隙が見えない。
乱れ飛ぶ鞭。
顔面をガードする両腕のスカジャンの袖が、ボロボロになる。ガードはあまり意味をなさない。
「ちっくしょー!意味ねーな」
シブヤは、両腕をおろした。ノーガード戦法を選択する。
ヒュッ!
風を切る音。
シブヤの頬に、鋭い熱が走った。つぅと垂れる赤い血。
睨みつけるシブヤ。肉食獣を思わせる眼差し。覚悟の瞳。
「………」
「その目が、気にいらないね…痛みで狂い死ぬか?それとも、出血多量で死ぬか?」
「死ぬことなんか、全然、怖くねー」
(本当に怖いのは…)
アキは、鞭を持つ右手を、振り上げ、真っ直ぐ、腕を伸ばす。鞭が飛ぶ。
「うおおおおお!」
アキの攻撃とほぼ同時に走り込むシブヤ。
ビシッと鞭が腕に当たった。構わず突っ込む。
「ぐはっ!」
シブヤの背中に、激痛が走ったのと同時に、アキの前蹴りが、腹部にも決まった。背中には、鞭の跡。
手足のように、鞭を使いこなすアキ。反応も早い。一度放った鞭を引き戻し、また振るまでの時間の尋常ならざる迅さ。
「追いつめられたやつの…、だいたい、お決まりのパターンだな。玉砕覚悟の特攻は…。単純すぎるんだよ!」
シブヤの捨て身の攻撃は、意味を為さなかった。
コンクリートにひれ伏すシブヤを、容赦なく、鞭で打ちつける。何度も、何度も。
気が遠くなりそうな痛み。
冷たいコンクリートの上を転がるように、避けながら、シブヤの瞳だけは、ある一点に集中していた。
「…………」
「ん?なにか言ったか?」
吐息まじりに、つぶやくシブヤ。
「……ワッ…ツ…ザ………ヘル…」