マジすか学園3☆#2ー4☆
ニューヨーク
ジョンFケネディ国際空港ー
定刻通りに到着したサドたちを迎えてくれたセリナ。
チョウコクと秘密を知る数名のOG会のメンバーは、街中を探し回っていた。記憶を失った少女の行方をー。
「すまねー。まさか…、こんなことになるとは…」
「過ぎたことを悔やんでも、仕方ありません。何か、行き先に心当たりは?」
いったい、どこへ?自分の意思なのか?それとも…?
「あいつに土地勘はないはずだ。ましてや、記憶がないのに…。
いや、ひとつだけ…、もしかしたら…」(考えたくはないが…)
「なんでもいいんです!」
サドの想いは切実だった。
シブヤ、ブラック、トリゴヤは、いまだに事実を受け入れることができないまま、
くだんの少女が、行方不明になるという展開の早さについていくのが、やっとだった。
顔を見ないことには、信じられないという思いー。
本当に生きているのか?
幻?
「もし、自分の意思でないとしたら…」
セリナが、ある場所を示唆した。
ハーレム
倉庫街ー
チョウコクが暴れている。
キレのある、得意の拳法をもってー。
相手は、青がトレードカラーのストリートギャングたち。毎日が、死と隣り合わせの貧民窟。生きていくために、盗む。ひとを傷つける。それが日常。
敵の巣窟に単身乗り込んではみたものの、“少女”の手がかりもなく、次から次と、わいてくるように襲いかかる敵に、チョウコクは焦りを感じていた。体力も尽きようかとしていた。
ギャングたちは、当たり前のように手に持ったナイフを振り回す。脅しではない。
余裕のギャングたち。
「Resistance is futile!(無駄な抵抗はやめな!)」
「Bite me.Or better yet ,let me bite you!(やれるもんならやってみろ!)」
チョウコクが、左腕をおさえながら、啖呵をきる。ナイフによる裂傷。出血が動きを鈍らせる。
目がくらむ。
「Move!(どけ!)」
聞き覚えのある…声。
目の前に
ギャングの男が、転がってきた。
「フフフ…ハハハハハハハハ…」
独特な笑声。
薄暗い倉庫内に響き渡る。
チョウコクが、声のしたほうを、見やる。
「お、お前は…?」
黒のスカジャンを身にまといし少女ー
怒りと狂気を瞳に孕む。
爪を噛み、小首をかしげ、その日本人の少女は言った。
「Are you angry?(怒ってる?)」
ジョンFケネディ国際空港ー
定刻通りに到着したサドたちを迎えてくれたセリナ。
チョウコクと秘密を知る数名のOG会のメンバーは、街中を探し回っていた。記憶を失った少女の行方をー。
「すまねー。まさか…、こんなことになるとは…」
「過ぎたことを悔やんでも、仕方ありません。何か、行き先に心当たりは?」
いったい、どこへ?自分の意思なのか?それとも…?
「あいつに土地勘はないはずだ。ましてや、記憶がないのに…。
いや、ひとつだけ…、もしかしたら…」(考えたくはないが…)
「なんでもいいんです!」
サドの想いは切実だった。
シブヤ、ブラック、トリゴヤは、いまだに事実を受け入れることができないまま、
くだんの少女が、行方不明になるという展開の早さについていくのが、やっとだった。
顔を見ないことには、信じられないという思いー。
本当に生きているのか?
幻?
「もし、自分の意思でないとしたら…」
セリナが、ある場所を示唆した。
ハーレム
倉庫街ー
チョウコクが暴れている。
キレのある、得意の拳法をもってー。
相手は、青がトレードカラーのストリートギャングたち。毎日が、死と隣り合わせの貧民窟。生きていくために、盗む。ひとを傷つける。それが日常。
敵の巣窟に単身乗り込んではみたものの、“少女”の手がかりもなく、次から次と、わいてくるように襲いかかる敵に、チョウコクは焦りを感じていた。体力も尽きようかとしていた。
ギャングたちは、当たり前のように手に持ったナイフを振り回す。脅しではない。
余裕のギャングたち。
「Resistance is futile!(無駄な抵抗はやめな!)」
「Bite me.Or better yet ,let me bite you!(やれるもんならやってみろ!)」
チョウコクが、左腕をおさえながら、啖呵をきる。ナイフによる裂傷。出血が動きを鈍らせる。
目がくらむ。
「Move!(どけ!)」
聞き覚えのある…声。
目の前に
ギャングの男が、転がってきた。
「フフフ…ハハハハハハハハ…」
独特な笑声。
薄暗い倉庫内に響き渡る。
チョウコクが、声のしたほうを、見やる。
「お、お前は…?」
黒のスカジャンを身にまといし少女ー
怒りと狂気を瞳に孕む。
爪を噛み、小首をかしげ、その日本人の少女は言った。
「Are you angry?(怒ってる?)」