マジすか学園3☆#1ー8☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

マジすか学園3☆#1ー8☆

「やっぱり、貧乏クジやったな…、マジ女は。あっさりすぎて、つまらんわ」


ディーヴァ十二将の近藤リナが、傷つき、倒れた前田を見下ろしていた。離れた場所に、だるまも傷だらけで、倒れている。


コンクリートの塀には、赤で大きく、Dの文字が書かれていた。


リナが去り


しばらくの後、だるまが、からだを引きずるように、前田に近づく。

「はぁ…、はぁ…、あつ姐…、なんで…、なんで、手ぇ出さんかったんですか…、なんで…」

顔の傷と涙が混ざり合い
血の涙に見えた。


「あつ姐えええええ!」
だるまの悲しき慟哭だけが、響いていた。






「おい!ヲタ!起きろよ!」

バンジーに
体をゆらされ、気持ちよく眠っていたヲタが、目を覚ました。ウナギ、アキチャ、ムクチも心配そうにのぞきこんでいた。

「あれ?おれ、寝てたのか?」

「ああ、いつの間にか…な。お前、アルコールに弱いんだよな…」

「関西弁のやつが来たときまでは、憶えてんだけど…。そうだ!らりるれ野郎はどうした!?あいつは、ぜってー、おれが、ぶっ飛ばす!」

右の拳を前に突き出すヲタ。やられた借りは返さなければ。



「無理だな…」


「なんでだよ!おれが、あんなやつに勝てないって言うのか!?」

バンジーが、ヲタの真っ直ぐな瞳をかわすように、左のほうを見た。


そこにはー


コンクリートの塀に埋めこまれたかのように、立ったまま、血まみれで、意識を失っているアンダーガールズの後藤リサコの姿があった。
地面には、赤で、Dの文字が書かれていた。


段々近づいてくる救急車のサイレンの音が、やけに耳障りに感じた。