マジすか学園3☆#1ー1☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

マジすか学園3☆#1ー1☆

マジすか女学園

校庭の片隅ー

春とはいえ、まだ肌寒いなか

前田とヲタが、鋭い目つきで、睨みあっていた。
吹きさらしの風が、両者を容赦なく叩く。

「ヲタ…、マジなんだな…」

「前田…、本気で来いよ!」

「そうか…、やるしかなさそうだな」

「いくぜ!」


桜の花びらが舞う。


前田が、左の拳を、

ヲタが、右の拳を、


同時に、振りかぶった。





「じゃんけん、ぽん!」


結果

前田がチョキ、ヲタがパーだった。


「よっしゃー!あつ姐の勝ちやー!これで、特上ハラミは、おれらのもんやでー!」


うなだれるヲタ。とチームホルモンのメンバー。

対照的に
喜ぶ前田と、だるま、学ラン、歌舞伎シスターズ。

チーム対抗じゃんけんによる、肉の取り合いであった。

七輪の網の上から、美味しそうに焼かれた特上ハラミを、口に運ぶ前田たち。

「おいしい!」

「まいうーやで」

「姉貴!うまいよ!」

「あぁ、特上だね」

「敦子、よくやった!」

あの事件から、二日。


前田たちは、放課後、
約束のホルモンパーティーの真っ最中であった。昨日は、一日、校長のはからいにより、休校ということもあり、傷も癒えはじめていた。


「次は、上ミノで勝負だ!」

鼻息荒く、またしても、勝負を挑もうとするヲタ。
それを見て、バンジーが、呆れ顔で言う。
「言い出しっぺが負けてるんじゃ…、話にならねーな」


「リーダー失格じゃね?」

「新リーダー決定じゃんけん大会やるか?」

アキチャとウナギが不穏当な発言をしつつ、顔を見合わせ、笑っていた。

「……」

ムクチは、無言で、ひとり、じゃんけんの練習を始めていた。


「そういや、今日、あの関西人、学校来なかったな」

ヲタが、負けたことを誤魔化すかのように、山本さやかの話題をふったときー


「ホルモン、おいしそうやなー」

関西弁の少女が、いつの間にか、すぐ、そばまで来ていた。


「お前…、誰だよ?」

サヤでも、山田ナナでもない。見たことのない制服を着た関西弁の少女に、警戒感を露わにするヲタたち。

「ホルモン食べたかったら、アンタにじゃんけんで勝てば、ええんか?」

「お前、じゃんけんに、自信あんのかよ?」



「別に…、喧嘩でも、構わんで。どっちかっちゅうと、そっちのほうが…自信あるわ」


瞬間ー
空気が、張りつめた。