#14ー3☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

#14ー3☆

八階ー


「ガハハハハ!一発で終わりか?前田は、何発くらっても、立ち上がってきたぜよ」

親衛隊十人衆
クワバラの一本背負いの信じられない衝撃。
ミナにとって、いまだかつて味わったことのないダメージ。

(こんなのを…何発も…か。マジ女のてっぺんは…どんだけ、修羅場くぐってんだよ…)

ただ、天井を見つめるミナ。


「ミナー!立てー!前田さんだったら、こんなやつとっくに倒してるぞー!」

スズランが叫んでいた。

「もうひとり、いたな。さっさと終わらせて、前田たちを追うぜよ」

クワバラが、今度はスズランに襲いかかる。掴まったらアウトだ。

しかし、スズランは、容易に掴まらなかった。頭脳だけでなく、避けるテクニックも超一流だった。攻撃力は、ほぼ皆無に等しいのだが。

「ちっ!ちょこまかと!」

「ミナ!お前、そんなんでいいのかよ!情けないぞ!正義の味方!」

スズランの言葉に反応し、ミナが動くのが、襲い来るクワバラの後ろのほうに見えた。


(そうか…、おれは情けないのか…このままじゃ…)

そして
なんとか、立ち上がるミナ。

うおおおおお!
雄叫びをあげる。

「よし!決めたぜ!これからは、前田のことを、さん付けで呼ぶことにする!」

「何宣言!?」

IQ180の頭脳をもってしても、ミナの理解に苦しむスズランだった。




九階ー


「なーんてね。前田と闘わせてあげようと思ったけど、やっぱ、やーめた!」

須田の雰囲気が元に戻った。いつもの軽い口調。ひとをくった態度。

「須田…、あなたは所詮、偽物。あなたがいくら…モノマネが得意だからと言って…前田の心まで、うつすことはできません!決して」

マナツが静かに闘志を燃やす。まだ、気迫は失っていない。


「ふーん」

カチンときたのか、無表情で、マナツを眺めやる須田。

瞬間移動の如く、その場から姿を消す。超スピード。

「ぐっ!がっ!」

マナツが、ひとりで、踊っているかのように、殴られ続ける。右から、左から、上から、下から。両腕のブロックに意味はなかった。


「マナツ!」

叫ぶ前田を左手で制する峯岸。表情は険しい。

「あいつは、マジだ…。邪魔は、できない」
もう少しだけ…
と、マナツに理解をしめしつつも、複雑な胸中の峯岸だった。


防戦一方だったが
マナツの目は、まだ死んではいなかった。何かを狙っているようなー。


刹那ー

バシ!という音と同時に、攻撃を加えていたはずの須田が、床に転がる。

「えっ?」
なんで…?

頬をおさえる須田。


「今度は…、見えなかったみたいですね…」

マナツは傷だらけの顔で、微笑んだ。