#12ー7☆
生徒会長、峯岸みなみ の猛攻は続く。
峯岸の顔には、殴られた傷が、残っている。それは、前田のケータイに送られてきた画像と一致する。
峯岸は、おそらく、操られているのではないかー決して正気で、こんなことをするはずがない。
できるとは思えない。
ましてや、アンダーガールズ親衛隊などであるはずがー
しかし、それでも
前田の苦しい状況に、変わりはなかった。
『クハハハハハ!どうですか、前田?助けに来た者に襲われる気分は…』
室内の右奥隅のスピーカーから、声が響いた。
六階のあの声ー
『わたしは、アンダーガールズ総参謀の大矢マサナです。いま、あなたと対峙している峯岸みなみは、偽物ではありませんよ。紛れもなく本物です』
駄目押し。
『洗脳を施されていますけどね。あなたを憎むように…。そして、人間の脳の未知の領域を使い、身体能力を極限にまで高めました。親衛隊の特攻服は演出でしたが…クハハハ!尻尾を巻いて逃げ出しますか?それとも仲間同士闘いますか?前田!地獄を味わいなさい!』
「洗脳…!?」
「死ね!前田!」
峯岸の右フックが、前田のこめかみを捉えた。
「うっ!」
倒れ込む。視界が揺れる。
畳みかけるように、峯岸の蹴りが、前田の顔面を襲う。
両腕のブロックの上からでも、衝撃が伝わる。
「生徒会長…」
前田の額から、血が流れる。
覚悟を決めるしかないのかー
苦悩する前田。
峯岸は、前田の胸ぐらをつかみ、顔面を殴って、殴って、殴った。
そして、壁に向け、投げとばす。
全身を強打し、壁に寄りかかる前田。
天井を見つめる。
「とどめだ!」
峯岸が、右の拳を振りかぶった。とどめの一撃。
「あああああ!」
雄叫びをあげ、前田は、それに合わせるように、右の拳を繰り出す。
(ごめん!生徒会長!)
クロスカウンター。
ぐしゃ
という音と共に、崩れて落ちたのは…
前田のほうだった。
打ちきれなかった…。
寸前で…。
止めた拳…。
「生徒…会長…」
薄れゆく意識のなか、最後まで、峯岸の身を気遣う前田だった。
峯岸の顔には、殴られた傷が、残っている。それは、前田のケータイに送られてきた画像と一致する。
峯岸は、おそらく、操られているのではないかー決して正気で、こんなことをするはずがない。
できるとは思えない。
ましてや、アンダーガールズ親衛隊などであるはずがー
しかし、それでも
前田の苦しい状況に、変わりはなかった。
『クハハハハハ!どうですか、前田?助けに来た者に襲われる気分は…』
室内の右奥隅のスピーカーから、声が響いた。
六階のあの声ー
『わたしは、アンダーガールズ総参謀の大矢マサナです。いま、あなたと対峙している峯岸みなみは、偽物ではありませんよ。紛れもなく本物です』
駄目押し。
『洗脳を施されていますけどね。あなたを憎むように…。そして、人間の脳の未知の領域を使い、身体能力を極限にまで高めました。親衛隊の特攻服は演出でしたが…クハハハ!尻尾を巻いて逃げ出しますか?それとも仲間同士闘いますか?前田!地獄を味わいなさい!』
「洗脳…!?」
「死ね!前田!」
峯岸の右フックが、前田のこめかみを捉えた。
「うっ!」
倒れ込む。視界が揺れる。
畳みかけるように、峯岸の蹴りが、前田の顔面を襲う。
両腕のブロックの上からでも、衝撃が伝わる。
「生徒会長…」
前田の額から、血が流れる。
覚悟を決めるしかないのかー
苦悩する前田。
峯岸は、前田の胸ぐらをつかみ、顔面を殴って、殴って、殴った。
そして、壁に向け、投げとばす。
全身を強打し、壁に寄りかかる前田。
天井を見つめる。
「とどめだ!」
峯岸が、右の拳を振りかぶった。とどめの一撃。
「あああああ!」
雄叫びをあげ、前田は、それに合わせるように、右の拳を繰り出す。
(ごめん!生徒会長!)
クロスカウンター。
ぐしゃ
という音と共に、崩れて落ちたのは…
前田のほうだった。
打ちきれなかった…。
寸前で…。
止めた拳…。
「生徒…会長…」
薄れゆく意識のなか、最後まで、峯岸の身を気遣う前田だった。