#12ー7☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

#12ー7☆

生徒会長、峯岸みなみ の猛攻は続く。

峯岸の顔には、殴られた傷が、残っている。それは、前田のケータイに送られてきた画像と一致する。

峯岸は、おそらく、操られているのではないかー決して正気で、こんなことをするはずがない。

できるとは思えない。

ましてや、アンダーガールズ親衛隊などであるはずがー

しかし、それでも
前田の苦しい状況に、変わりはなかった。


『クハハハハハ!どうですか、前田?助けに来た者に襲われる気分は…』
室内の右奥隅のスピーカーから、声が響いた。
六階のあの声ー

『わたしは、アンダーガールズ総参謀の大矢マサナです。いま、あなたと対峙している峯岸みなみは、偽物ではありませんよ。紛れもなく本物です』

駄目押し。

『洗脳を施されていますけどね。あなたを憎むように…。そして、人間の脳の未知の領域を使い、身体能力を極限にまで高めました。親衛隊の特攻服は演出でしたが…クハハハ!尻尾を巻いて逃げ出しますか?それとも仲間同士闘いますか?前田!地獄を味わいなさい!』


「洗脳…!?」

「死ね!前田!」

峯岸の右フックが、前田のこめかみを捉えた。

「うっ!」

倒れ込む。視界が揺れる。

畳みかけるように、峯岸の蹴りが、前田の顔面を襲う。
両腕のブロックの上からでも、衝撃が伝わる。


「生徒会長…」

前田の額から、血が流れる。

覚悟を決めるしかないのかー

苦悩する前田。


峯岸は、前田の胸ぐらをつかみ、顔面を殴って、殴って、殴った。

そして、壁に向け、投げとばす。
全身を強打し、壁に寄りかかる前田。

天井を見つめる。

「とどめだ!」

峯岸が、右の拳を振りかぶった。とどめの一撃。

「あああああ!」

雄叫びをあげ、前田は、それに合わせるように、右の拳を繰り出す。
(ごめん!生徒会長!)

クロスカウンター。

ぐしゃ

という音と共に、崩れて落ちたのは…


前田のほうだった。


打ちきれなかった…。

寸前で…。

止めた拳…。


「生徒…会長…」

薄れゆく意識のなか、最後まで、峯岸の身を気遣う前田だった。