#12ー1☆ | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

#12ー1☆

「鉄拳制裁!鉄拳制裁ー!」

と楽しそうに、次々と、アンダーガールズ隊員を、殴り倒していくミナ。

「俺様の鉄の拳の餌食になりたいたいやつは、前に出ろ!」

白銀色の革グローブをはめた拳を、これ見よがしに掲げていた。

「バカ!“どや顔”してる場合か!ほらっ!後ろー!」

相棒である、IQ180の天才、スズランが叫ぶ。


「うわっ!あぶねー!」
ミナの背後から、木刀が飛び出してきた。すんでのところで、かわすことが出来たがー。

紫の特攻服の隊員の中に、もうひとり、黒い特攻服の少女がいた。身長は、ミナと同じくらいで、どちらかと言えば小さいほうだ。おでこが特徴的な黒目がちな少女。

「こいつ、殺しちゃってもイイデスカー?」

特注品の黒檀の木刀を片手に、黒の特攻服の少女が問うと、

まわりの隊員が、

「イイデス!イイデス!イイデスねー!」

と、声を合わせた。

「なんだ?変な宗教か?」

ミナは、面食らった。


「大場!気をつけなさい!そいつは、親衛隊十人衆です!」

少し離れた場所から、マナツが、注意を促した。

ひゅっ、と空気を切る音ー

もうひとりの十人衆
汐莉の強烈な左ハイキックを、右腕でブロックするマナツ。

「気をつけるのは、どっちだ?」

「なかなか、いい“蹴り”ですね。アカネほどじゃありませんが」

親衛隊の長、高柳アカネの名を出し、牽制する。

「“蹴り”だけだと思うな!」

汐莉は、ボクシングのファイティングポーズのような構えで、上下にトントンとリズムを刻む。

「シュートボクシング…」

マナツは、知っていた。汐莉が、シュートボクシングの達人だということをー

シュートボクシング…パンチ、キック等の打撃のみでなく、投げ、締め、立ち関節と、多種多様な技を繰り出す、立ち技最強ともいわれる格闘技である。

「どの技で倒されたいんだ?パンチか?キックか?それとも投げ技か?」
余裕を見せる汐莉。

「どの技できても、構いませんよ。倒されるのは、あなたのほうですから。理由は…」

「知らなーい、か?」

汐莉は、マナツの口癖を揶揄した。


「知っています。あなた如き倒せないようでは…前田には、勝てないからです!」

「ほざけ!」

親衛隊十人衆と、元特攻隊長の、闘いは激しさを増していった。