#12ー1☆
「鉄拳制裁!鉄拳制裁ー!」
と楽しそうに、次々と、アンダーガールズ隊員を、殴り倒していくミナ。
「俺様の鉄の拳の餌食になりたいたいやつは、前に出ろ!」
白銀色の革グローブをはめた拳を、これ見よがしに掲げていた。
「バカ!“どや顔”してる場合か!ほらっ!後ろー!」
相棒である、IQ180の天才、スズランが叫ぶ。
「うわっ!あぶねー!」
ミナの背後から、木刀が飛び出してきた。すんでのところで、かわすことが出来たがー。
紫の特攻服の隊員の中に、もうひとり、黒い特攻服の少女がいた。身長は、ミナと同じくらいで、どちらかと言えば小さいほうだ。おでこが特徴的な黒目がちな少女。
「こいつ、殺しちゃってもイイデスカー?」
特注品の黒檀の木刀を片手に、黒の特攻服の少女が問うと、
まわりの隊員が、
「イイデス!イイデス!イイデスねー!」
と、声を合わせた。
「なんだ?変な宗教か?」
ミナは、面食らった。
「大場!気をつけなさい!そいつは、親衛隊十人衆です!」
少し離れた場所から、マナツが、注意を促した。
ひゅっ、と空気を切る音ー
もうひとりの十人衆
汐莉の強烈な左ハイキックを、右腕でブロックするマナツ。
「気をつけるのは、どっちだ?」
「なかなか、いい“蹴り”ですね。アカネほどじゃありませんが」
親衛隊の長、高柳アカネの名を出し、牽制する。
「“蹴り”だけだと思うな!」
汐莉は、ボクシングのファイティングポーズのような構えで、上下にトントンとリズムを刻む。
「シュートボクシング…」
マナツは、知っていた。汐莉が、シュートボクシングの達人だということをー
シュートボクシング…パンチ、キック等の打撃のみでなく、投げ、締め、立ち関節と、多種多様な技を繰り出す、立ち技最強ともいわれる格闘技である。
「どの技で倒されたいんだ?パンチか?キックか?それとも投げ技か?」
余裕を見せる汐莉。
「どの技できても、構いませんよ。倒されるのは、あなたのほうですから。理由は…」
「知らなーい、か?」
汐莉は、マナツの口癖を揶揄した。
「知っています。あなた如き倒せないようでは…前田には、勝てないからです!」
「ほざけ!」
親衛隊十人衆と、元特攻隊長の、闘いは激しさを増していった。
と楽しそうに、次々と、アンダーガールズ隊員を、殴り倒していくミナ。
「俺様の鉄の拳の餌食になりたいたいやつは、前に出ろ!」
白銀色の革グローブをはめた拳を、これ見よがしに掲げていた。
「バカ!“どや顔”してる場合か!ほらっ!後ろー!」
相棒である、IQ180の天才、スズランが叫ぶ。
「うわっ!あぶねー!」
ミナの背後から、木刀が飛び出してきた。すんでのところで、かわすことが出来たがー。
紫の特攻服の隊員の中に、もうひとり、黒い特攻服の少女がいた。身長は、ミナと同じくらいで、どちらかと言えば小さいほうだ。おでこが特徴的な黒目がちな少女。
「こいつ、殺しちゃってもイイデスカー?」
特注品の黒檀の木刀を片手に、黒の特攻服の少女が問うと、
まわりの隊員が、
「イイデス!イイデス!イイデスねー!」
と、声を合わせた。
「なんだ?変な宗教か?」
ミナは、面食らった。
「大場!気をつけなさい!そいつは、親衛隊十人衆です!」
少し離れた場所から、マナツが、注意を促した。
ひゅっ、と空気を切る音ー
もうひとりの十人衆
汐莉の強烈な左ハイキックを、右腕でブロックするマナツ。
「気をつけるのは、どっちだ?」
「なかなか、いい“蹴り”ですね。アカネほどじゃありませんが」
親衛隊の長、高柳アカネの名を出し、牽制する。
「“蹴り”だけだと思うな!」
汐莉は、ボクシングのファイティングポーズのような構えで、上下にトントンとリズムを刻む。
「シュートボクシング…」
マナツは、知っていた。汐莉が、シュートボクシングの達人だということをー
シュートボクシング…パンチ、キック等の打撃のみでなく、投げ、締め、立ち関節と、多種多様な技を繰り出す、立ち技最強ともいわれる格闘技である。
「どの技で倒されたいんだ?パンチか?キックか?それとも投げ技か?」
余裕を見せる汐莉。
「どの技できても、構いませんよ。倒されるのは、あなたのほうですから。理由は…」
「知らなーい、か?」
汐莉は、マナツの口癖を揶揄した。
「知っています。あなた如き倒せないようでは…前田には、勝てないからです!」
「ほざけ!」
親衛隊十人衆と、元特攻隊長の、闘いは激しさを増していった。