#9
入り口の見張りを突破し、チームホルモンの五人が、一階エントランスホールに、足を踏み入れた。
その様子は、もちろん、司令室のモニターに映し出されており、総参謀の大矢マサナの知るところとなった。
司令室には、だるま達の姿はなかった。すでに別室に移動させられていた。
「子猫が、五匹、迷い込んできたようです」
「正面の見張りは、やられたってことか。兵隊、追加しねーのか?」
現在、ビル内には、アンダーガールズ隊員100名ばかりが、待機している。不測の事態に備えて。
「そうですね…ゲームには、多少のサプライズがないと、面白味に欠けるというもの。前田も、すでに満身創痍ですし、このまま、合流するまで泳がせましょう。こういう事態は、会員様たちも織り込み済みですから」
「要は、殴り合いが見てーんだろ。お偉いさんは。乱闘より、親衛隊とのガチンコ(真剣勝負)がお好みらしい。たとえ、死人が出ても。揉み消すのなんて、簡単だろうしな」
吐き捨てるように、アカネは言う。
「次は四階ですか。四階は死階…まさに死のフロア。前田プラス五人、いやたとえ十人だとしても、突破することはできないでしょう…本当に死人が出るかもしれませんね…」
「シノブか…あいつだけは、だれにも制御(コントロール)できないからな…」
四階ー
薄暗い室内ー
ガチャガチャ、ガチャガチャ
「ウガァ!ガァ!」
ガチャガチャ、ガチャガチャ
謎の金属音と不気味な唸り声が、絶え間なく、響きわたっていた。
その様子は、もちろん、司令室のモニターに映し出されており、総参謀の大矢マサナの知るところとなった。
司令室には、だるま達の姿はなかった。すでに別室に移動させられていた。
「子猫が、五匹、迷い込んできたようです」
「正面の見張りは、やられたってことか。兵隊、追加しねーのか?」
現在、ビル内には、アンダーガールズ隊員100名ばかりが、待機している。不測の事態に備えて。
「そうですね…ゲームには、多少のサプライズがないと、面白味に欠けるというもの。前田も、すでに満身創痍ですし、このまま、合流するまで泳がせましょう。こういう事態は、会員様たちも織り込み済みですから」
「要は、殴り合いが見てーんだろ。お偉いさんは。乱闘より、親衛隊とのガチンコ(真剣勝負)がお好みらしい。たとえ、死人が出ても。揉み消すのなんて、簡単だろうしな」
吐き捨てるように、アカネは言う。
「次は四階ですか。四階は死階…まさに死のフロア。前田プラス五人、いやたとえ十人だとしても、突破することはできないでしょう…本当に死人が出るかもしれませんね…」
「シノブか…あいつだけは、だれにも制御(コントロール)できないからな…」
四階ー
薄暗い室内ー
ガチャガチャ、ガチャガチャ
「ウガァ!ガァ!」
ガチャガチャ、ガチャガチャ
謎の金属音と不気味な唸り声が、絶え間なく、響きわたっていた。