#9 | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

#9

前田敦子と高橋みなみ。
二人での、最後のケンカのあとー

河川敷で、みなみは、介護士になる決意を、前田に宣言するー

前田もいっしょに、勉強する約束をしたー



『何それ?』

みなみが、おもむろに、青と赤のリストバンドをとりだし、赤いほうを、前田に手渡した。Aというイニシャルが入っている。

『誓いのしるしだよ。ほら』

『つくったの?みなみが?はははは』

『何がおかしいんだよ!』

『だって、いきなり女の子っぽいことするから』

『女の子だっつーの!

それじゃ、明日から、一緒に勉強な!約束、忘れんなよ!』

前田は、“誓いのしるし”を左の手首に、通し、笑った。

『わかったよ』

『それとさ、前にも言ったけど、もし、やむを得ず、ケンカするようなことがあっても、あのパンチだけは、絶対、使うなよ。相手が、再起不能どころか、万が一ってことになるからな。そして、敦子自身のからだも…あのときみたいに…。あの左のパンチだけは…絶対…ヤバいから…』

『わかってるって。あのとき以来使ってないし。アレは…』

『そっか…でも…、もしかすると、使わなきゃいけないときってのが、いつか、来るかもしれない…』

『どういうとき?』

『それは…絶対に負けちゃいけないとき、それから、大切な仲間を守るとき、そして、自分自身を守るとき、かな』

『みなみの三箇条ってやつ?わかったよ。そういったとき以外は、この“誓いのしるし”で封印しとくよ。アレは』

そう言って、前田は、左手を みなみに掲げてみせた。

『まぁ、そんなことがなければいいけどな…ケンカはもう卒業だ…』

と、みなみは、空を見上げて、言った。