#8
満天の星空ー
その中に、ひときわ大きく輝く星がひとつ、流れて、消えた。
それを、高台にある公園のベンチで、ひとり見上げる少女。
「東京でも…星って、見えるんやな…」
マジすか女学園転入生の山本サヤカだ。前田に、一目惚れ(?)したということで、マジ女にやってきて、転校初日から、争いに巻き込まれ、アンダーガールズ特攻隊長、向田マナツを一発のパンチで沈め、矢場久根死天王の宮澤タエの暗器を見破ったり、と、なにかと謎の多い少女だ。
後ろの方から
駆け寄ってくる足音がした。
「サヤ!やっと見つけたで!」
息も絶え絶えな髪の長い少女が、サヤの背中に声をかけた。
「だれやねん!」
「相変わらず、つまらんボケやな」
「ちぇ!ウチはいま、憂いを帯びた麗しい美少女が、星空を眺めるっちゅう体で、ひたっとるんや!邪魔せんとき!ナナ」
ナナと呼ばれる、その少女は、サヤとほぼ同世代。旧知の仲のようだ。
「麗しい美少女…て」
あきれた様子で、肩をすくめるナナ。
「それより、なんで、みんなになんも言わんと、勝手に大阪とびだしたんや!?」
ナナは、気を取り直し、話を本筋に戻した。
大阪から、サヤを追いかけてきたらしい。
「引き継ぎは、済ませてきたで」
「そんなん、だれも納得いってへんわ!アホ!いつも、いつも、サヤは、気まぐれやったけど…今回だけは最悪や!一体なんでなんや!?」
まくし立てるナナに対し、言い返すうまい言葉も見つからなかった。
サヤは、急に真面目な顔つきになって、言った。
「失くしたもん…取り返しに来たんや…」
その中に、ひときわ大きく輝く星がひとつ、流れて、消えた。
それを、高台にある公園のベンチで、ひとり見上げる少女。
「東京でも…星って、見えるんやな…」
マジすか女学園転入生の山本サヤカだ。前田に、一目惚れ(?)したということで、マジ女にやってきて、転校初日から、争いに巻き込まれ、アンダーガールズ特攻隊長、向田マナツを一発のパンチで沈め、矢場久根死天王の宮澤タエの暗器を見破ったり、と、なにかと謎の多い少女だ。
後ろの方から
駆け寄ってくる足音がした。
「サヤ!やっと見つけたで!」
息も絶え絶えな髪の長い少女が、サヤの背中に声をかけた。
「だれやねん!」
「相変わらず、つまらんボケやな」
「ちぇ!ウチはいま、憂いを帯びた麗しい美少女が、星空を眺めるっちゅう体で、ひたっとるんや!邪魔せんとき!ナナ」
ナナと呼ばれる、その少女は、サヤとほぼ同世代。旧知の仲のようだ。
「麗しい美少女…て」
あきれた様子で、肩をすくめるナナ。
「それより、なんで、みんなになんも言わんと、勝手に大阪とびだしたんや!?」
ナナは、気を取り直し、話を本筋に戻した。
大阪から、サヤを追いかけてきたらしい。
「引き継ぎは、済ませてきたで」
「そんなん、だれも納得いってへんわ!アホ!いつも、いつも、サヤは、気まぐれやったけど…今回だけは最悪や!一体なんでなんや!?」
まくし立てるナナに対し、言い返すうまい言葉も見つからなかった。
サヤは、急に真面目な顔つきになって、言った。
「失くしたもん…取り返しに来たんや…」