#8 | AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」

#8

満天の星空ー

その中に、ひときわ大きく輝く星がひとつ、流れて、消えた。

それを、高台にある公園のベンチで、ひとり見上げる少女。

「東京でも…星って、見えるんやな…」

マジすか女学園転入生の山本サヤカだ。前田に、一目惚れ(?)したということで、マジ女にやってきて、転校初日から、争いに巻き込まれ、アンダーガールズ特攻隊長、向田マナツを一発のパンチで沈め、矢場久根死天王の宮澤タエの暗器を見破ったり、と、なにかと謎の多い少女だ。

後ろの方から
駆け寄ってくる足音がした。

「サヤ!やっと見つけたで!」

息も絶え絶えな髪の長い少女が、サヤの背中に声をかけた。


「だれやねん!」

「相変わらず、つまらんボケやな」

「ちぇ!ウチはいま、憂いを帯びた麗しい美少女が、星空を眺めるっちゅう体で、ひたっとるんや!邪魔せんとき!ナナ」

ナナと呼ばれる、その少女は、サヤとほぼ同世代。旧知の仲のようだ。


「麗しい美少女…て」

あきれた様子で、肩をすくめるナナ。

「それより、なんで、みんなになんも言わんと、勝手に大阪とびだしたんや!?」


ナナは、気を取り直し、話を本筋に戻した。
大阪から、サヤを追いかけてきたらしい。

「引き継ぎは、済ませてきたで」

「そんなん、だれも納得いってへんわ!アホ!いつも、いつも、サヤは、気まぐれやったけど…今回だけは最悪や!一体なんでなんや!?」

まくし立てるナナに対し、言い返すうまい言葉も見つからなかった。

サヤは、急に真面目な顔つきになって、言った。



「失くしたもん…取り返しに来たんや…」