モラハラ漫画
下北沢に 用事の帰りに寄って 娘が疲れたというので
ちょっと休もうと 図書室に行ったら この本があって
漫画だったから読んでみたら とっても面白かった
DVの旦那というのと少しニュアンスが違って
自分も モラハラってよくわからなかったけど
この漫画読んでよくわかったのが
以外に多いぞ こういう夫
自分は夫じゃないけど 会社の上司がこんな感じだ
どんなに納得いかない状況でも 言い返すとキレるから
普段は 私も黙ってるんだけど たまに
年に1度ほど 自分もキレちゃったりする
そんな上司なのに 何故辞めないかと考えると
上司以外には 別にモンクのない環境なわけで
給料は少ないけど 子育て中の残業なしで定時で帰れる
有給休暇もあるし 週休2日制っていうのは
ボーナスも不景気でなくなったけど
子育て中心の最低限の フルタイムとしては
とっても恵まれた環境だと思った
でもでも それも 子育て環境という条件の中だから
その子育てが無くなると 考え方は変わってくる
だから その期間限定という意識が 自分の感情を
我慢させてたんだろう と思う
この漫画の主人公も はじめはシングルマザーで再婚して
その再婚した旦那さんが 凄い人だった
でも稼いでくる人だから まだマシなのか
いやはや 人への思いやりも感情もない旦那に
毎日毎日罵倒され 自分の自信をドンドン失っていき
連れ子だった息子と実子との極端な差別など
漫画での表現は そんなにリアル感はないけど
実際に毎日毎日その 露骨な態度をうけるのって
どんだけ その人間を 追い詰める結果になるだろう
自分は 直接的には そんな体験はないけど
少し そのニュアンスを感じるだけでも 結構辛い
義理妹なんか 考えてみれば このモラハラ的な態度を
私にしてきてる でも一緒に生活してるわけでないから
すぐに その場を逃げる事が出来る
でもでも 逃げる場のない 生活力のないシングルマザーの
主人公は おかしいとは思いつつも ずっと我慢し
その我慢の元は 自分を一人で育ててくれた父親に対してで
その父親が亡くなって 死に目にも会えずに逝ってしまった時
主人公の気持ちが はっきりしたようだった
この漫画読んで
生活の為の我慢って いったい何の意味があるんだろう
我慢の先には 幸せはないんだなあ・・・・って
この漫画を見て しみじみ思ったのでした(・∀・)
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