マルチ商法で思い出す昔の同僚
最近 別の意味で話題になってる会社だ デカイビルだな・・・
私も随分昔にマルチ商法やらないかと 知り合いに誘われたけど
当時はデザイナーやってたし そんな暇もないし
友人でもなくて 同い年だったんだけど 会社の上司と
不倫してたのか いずらくなって辞めて 同じデザインやってた
はずが 方やチーフデザイナー(当時の私) 方やデザイン採用されず
そのうちに上司との不倫で辞めた女性なんだけど
突然会社にやってきて このマルチの営業がはじまったんだ
私は デザイナーの先輩女性と 最初は彼女が挨拶に来たのだと
思ったので 普通にコーヒー出して対応してたら
なんだか 商品の説明が始まって ?????
と思ってると そのうちに どんだけ儲かるかとかの説明を
こちらの意思を確認する事もなく 続けて
結局 そんなのやるつもりもないし
そんな暇もないので あっけなく先輩と一緒に断わったんだけど
このマルチな商売はともかく
なんでこの元同僚が わざわざ会社にまできて
私らデザイナーに マルチ商法を薦めたのか
という方が 私の方には 心の残った
どう考えたって
当時そこそこ給料貰ってた デザイナー達を相手に
そんな小遣いとかの問題なんて 気にしてないし
それよか デザインを考えるのに必死だった人間に
洗剤もってきて 私の下で働いてくれれば
とっても 儲かるのよ と言ってる彼女を見たときに
まあ 帰った後に 考えたのは
そんなに自尊心の保つために 彼女が必要としたのが
このマルチな商法の洗剤だとしたら
しかも ライバルと思ってたろう 私に対して
どうにかして勝ちたかった 彼女の気持ちが
なんか痛く感じた
というか それまで 私は彼女の事を ライバルとも
思っていなかったんだ
だって 彼女は上司に媚びることに必死だったし
私は上司に嫌われる方だったし
彼女と私は 全然違う方向を向いてたんだ
別に仲悪かったわけでもないし 凄く良かったわけでもなくて
だたいつも 男を意識してる彼女に デザイナーとしての
ライバル心なんて かけらもなくて
私は次々 ヒット作を作ってわが道を行ってた
こうやって書くと自分の自慢のように書いてるけど
言いたい事は 私にとって その時はじめて
この人 デザイナーで頑張ってのか・・・・ってね
うーーん 表現難しいなあ・・・・
こうやって書くと 凄い文章になるけど
簡単に書くと 才能が無かったんだろうね
それでも 本人なりに頑張ってたのが 上司への対応
だったのかもしれない・・・・と思って
はじめて その時に 彼女の気持ちを知った気がした
自分のワクの中に しかも 下に
私をおきたかったらしい
でも それはとてっも滑稽な事なのに
彼女は最後まで プライドを守って去って行った
いったい彼女は 何を望んでるんだろう・・・・
最近また ここの会社の名前を見るから
その度に 彼女を思い出すんだ
今は 幸せなのかな
幸せに暮らしてるといいのにな・・・・・ってね