お金の現実を考える
すっかり岡本吏郎さんの ファンになってしまったようで
その後も 他の本を読み続けているんですが
この本もなかなか 納得いく事が多くで
読みながら うーーーんと うなっていること度々
この人の書く事は 夢物語ではなく ホントにタイトル通り
現実を書いてるだけなんです
だから 面白い事なんて書いてないし
わくわくするような 夢物語も書いてなくて
ただ 現実金持ちになるには どうしたらいいか
それは お金を使わないこと
収入以下のお金で 生活していく事
身分相応の生活をすること
っていう 当たり前の事しか書いてないけど
それを心底納得させてくれる事が 色々書いてある
例えば 最初に書いてあるのが バルタン星人の話
子ども達に 臨時収入が入った場合
そのバルタン星人に いくらか入れないといけない
つまり 所得税の感覚を身につける為に バルタン星人がいる
定額のお小遣いは 給料所得の感覚で引かれず
臨時の小遣いなど 500円もらって ゲームに行くと
実際は 400円しか使えなくて 100円はバルタン星人行き
子ども達は いつも納得いかない様子だけど
それを続けていると そのウチに 子ども達は1000円貰うとき
1111円にしてくれと 要求して バルタン星人行き後
手持ちが1000円になる事を考えるそうで
そうやって 子ども達は世の中の仕組みを体で覚えていく
読んでいて とっても面白かった
私も真似しようっと!
それで この真似についても 現実論を書いてあって
例えば ラーメン屋に入って 隣の人が塩らーめん頼んだら
著者は 思わず自分も塩らーめん頼んだとか
それって 本人が食べたかったわけでなく
隣の人の真似を ついやってしまったと
しかしこれは
人間の習性(とくに日本人は強いと思う)で
隣の人の真似をする習性があるって事
それは私も以前 ユダヤ人と日本人読んだ時に
日本人って お百姓さんが多くて 田植えの時期を見るのに
隣が植えたら ウチも植えると言う習慣があるそうで
なるほど それって当たり前じゃなくて 日本人の習性なのね
と 納得した事があるので そういう意味でよくわかった
そんな性質が そのものが必要か必要でないかを考える前に
隣が持ってると 購入したりとか
独自の考えより 真似による消費も多いのだとか
その他にも 色々書いてあって とても参考になりました
おかげで
私の貯蓄意欲に 火が点きましたよ(^~^)
そしたら色んな考えが私の頭の中にも流れ込んできて
お金に対してどう扱うか 見えてきた
それは また後日整理して書きますが
こういった事件も
実は真似なんだな・・・・と言う事
ということは その真似をする人間に問題あり
独自で物事を開拓しない習性が 事件を引き起こすとしたら
人間やっぱ 良い情報を取り入れること事態も
自分の能力や人間性に関係するんだと 思いました
今のマスコミが安易に垂れ流す情報で それによってまた
事件が再発するという事も あるんですよね
意味わかったかな?
ようは無意識に 近くにいる人の真似をする習性があるので
お金遣い荒い人が近くにいれば そのようになる
そうならない為には 自分の意識をしっかり持って
オリジナルな考えで お金と向き合うんだって
いう事です
これからは独自の消費感覚を開拓したいと思います(^-^)/
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