はじめてのおつかい
-
- 筒井 頼子, 林 明子
- はじめてのおつかい
この絵本 結構前に買いました
娘が3歳の頃 この本が大好きで 何度も読んで
そのころから 字が読める娘は 自分で読んでた
4歳ぐらいになると 今度は 演技が入った口調で読み
「へー 一人で いくの? (@_@)」 とお友達に聞かれ
「うん ひとりで (。・ω・)」
の やりとりは 聞いてて面白い
初めてのおつかいシリーズの 番組が時々やってましたが
それは それは 随分前の話
旦那が生きてた頃 もう病気が発覚して治療中の頃
娘は まだ乳児だった頃
旦那が 一人で その番組を見てたらしい
私に 「その番組見て 泣いちゃった・・・・」 と言うから
なんで? と聞いてみた
その はじめて おつかいに行った子が
パパのいない子だったそうね
旦那は 自分の娘が いずれパパのいない子に
なるのかと思ったら 泣けてきた と言う
私は 余命を本人に知らせていなかったので
言わなくても 本人わかってるのかな・・・と内心思いつつ
それを誤魔化すかのように 対応した
はじめてのおつかい
この本を読んだ時に 旦那の言葉を思い出してた
いつか 娘は はじめてのおつかいにいくんだな・・・
なんて センチメンタルな 題材だったのに
そんなことも しゅっかり忘れてた ある日
意外に現実は 突然やってきて
この間の 土曜の朝 娘が飲んだら 牛乳が無くなった
ああ・・・ 私も 飲みたいな・・・カフェオレ・・・・
と思いながら 飲まずにいようかと思ったけど
休みの日は 朝食を娘と食べるので
やっぱり カフェオレ飲みたいな・・・と思って
自分で 買いに行こうかと 思ったけど
待てよ
もう行けるんじゃないか? もうすぐ5歳だ と思って
娘に 聞いてみた
「牛乳買ってきてくれる?」
「いいよ」
あっさりOK出すので これは行ける! と思って
はじめての おつかい実行!
300円と 携帯と 鍵を持たせて
(入り口が オートロックなんだけど 番号ボタンの位置が高い)
いってらしゃーーーい
いざ 娘が笑顔で 出て行き ドアが閉まる
その後 私は ドキドキするかな・・・・しないなあ・・・・
でも 遅くなったら迎えにいくか・・・・と考え 台所を片してると
ピンポー―ン!
早っ!
娘は あっさりと 牛乳買って帰ってきた
おかえり~~~~(ハグ
えらかったね―― (娘笑顔舌を出して まるで犬のよう
なんっだ 現実って こんなもんね
旦那の涙は なんだったろう・・・・なんて思ったけど
子供って 結構タフかも
親がなくても 子は育つ とは よく言ったもんだわ