死について | これでいいのか!世の中に突っ込みをいれよう

死について


先日 友人のお見舞いに行った時


今日こそは 行くぞ!


と意気込んで、娘を保育園に迎えに行き


娘も一緒に行ってくれる と言ってくれて


見舞いに行きました 



以前のブログで書いてからは


他の友人達と 一緒に行ったきりで


その後に 自分で一人で行こうとしても


娘が 拒絶して行けませんでした




「おばちゃん死んじゃうの?


パパみたいに 死んじゃうの?」


普通の3歳児は そんな事はいわないでしょう


彼女の場合 2歳3ヵ月の頃


パパの不在が 死である事に気がつきました



保育園の帰り道


何気ない会話をしていたら


「あーちゃんのパパさー死んじゃったんだよね?


もう 会えないんだよね?」


と急に聞かれて 私もビックリしましたが


「そうだよ パパ死んじゃったの


もう会えないんだよ」 と答えると


その場で 彼女は泣きました


普段 グズッて泣くのとは違って


感情を 押し殺すような泣き方をしました


その時 私は娘が 父親の死を理解したと


思いました



彼女に 死を教える事に対し


実は 旦那の余命を聞かされた時から


娘にどう伝えるか 私の感情は葛藤していました



いずれ時が きたら話すか‥‥


旦那が亡くなって


「パパは もう帰ってこない」 と娘に話しました


それで ごまかせる わけもなく


そのうちに 娘が


パパはいつか 帰ってくる と思いはじめ


パパを待つ 娘の姿に 自分のした事が


間違いだと 気がついた時


娘に 理解出来る言葉を使って


パパが死んでしまった事を伝えました



わずか2歳の子供に 理解出来るとは


思わなかったのですが


待っても 帰らない事を 伝えたかったのです



しばらくは 私が寝ているのも 恐いようでした


ママが死んじゃう‥‥


と思ったらしいです。




今回の友人の 見舞いの件も


娘は 察知していて


それは 多分 私の感情に


敏感のようで



私が いくら見舞いに行こうとも


少しでも 恐れを抱いていると


娘は それに反応して


「おばちゃん恐いのー行きたくないのー」


「じゃあ おじいちゃんとこ 行っこう」


と誤魔化しても 


「おじいちゃん嫌なのー」


と今までは 喜んで行ってたのに嫌がりダメでした



まいたなーと 思いました


自分としては 恐れを隠して


ここは 大人のフリをしたいとこ


でも娘には 誤魔化せない



今日も 出来れば 仕事を休んで


友人宅に 行きたいと思う自分がいて


でも そんな事をしたら 友人の家族も


気を使うだろ‥‥


大人しくしてなくちゃ


なんて 思ったら 娘は保育園行かないと


騒ぎだす



雨の中 座り込んだ娘を 説得するまでの


自分がいない 娘を怒り なんとかしようとしても

 

びくともしない


どうしよう‥‥



ここで仕事に行かないわけにもいかない


意を決心して 娘と荷物を抱え


保育園に向かった



途中 娘の悲しい感情が 伝わる


「ママのこと心配してるの?」


娘は うなずく


「ごめんね」 と私は言うと


涙があふれた



 

子供の前で 自分の悲しみを誤魔化したら


怒りに変わっていた 事に気がついた



焦らずに 悲しみを受け入れようと 思った