子供は誰のもの
会社は誰のもの?
とマスコミが騒いでますが、日本の企業は現実、社長の物でしょ。
後継者なんて一族だしね、株主も一族が多い。
これは理論やモラルではなく、現実がそう。
私も以前、靴のデザイナーやってた時に
超ヒット作を創ったわけですが、
オリジナルブランドでありながら、親会社がメーカー(工場)なもんで、
勝手にコピーされて、別ブランドで出されてました。
怒って抗議したら、社長は
「また売れるデザイン考えればいいじゃないか」
と言われましたよ。
結局、バカらしさにストレスがピークになって辞めました。
自分で企画、プロデュース、営業までして
無能な社長に、売れるともっていかれちゃうんですよ。
この間もありましたね、世紀の発明した人がはした金で
和解させられたの、あれ見て、子供は誰の子?
と思いました。
会社は、確かに環境を与えたかもしれませんが、
生み育てたのは、発明者本人でしょう。
子供をはした金でとられて誰が納得しますか?
母親が10ヶ月お腹で育て、産み、りっぱに育ち、金を儲ける子供に
なったとして、それまでの住んでた家と生活費を与えたからといって
金を出した人の子供になるんでしょうか?
私が思うに、子供の成長も企業の成長も
それを生かせる、幸せにするものに、一時の権利があるにすぎない
それは、他人だろうと身内だろうと関係ない。
ただの欲だけでほしがる者に、そんな能力はないのです。