観音寺は国分寺、国分尼寺と同様に天平13年(741年)聖武天皇の勅願所として創建されたと言われています。その後、弘仁7年(816年)に弘法大師がこの地を訪れ、等身大の千手観音菩薩を刻んで本尊とし、両脇侍に不動明王と毘沙門天を安置しました。これは観音菩薩の功得と不動明王の威力、毘沙門天の授福にあやかるということで、焼山寺の三面大黒などと共通した様式です。お寺はその後長宗我部軍の兵火によって焼失しましたが、万治2年
(1659年)に再建されて現在に至ります。 このお寺は八十八ヵ所霊場の中でも唯一、弘法大師のご筆跡を基に光明真言を刻印した木製の印判を作成していて、希望者には白衣の襟に押印してくれます。白衣道中衣なら巡礼中の身を守ってくれ、白衣判衣なら冥土へ旅立つ時、無事に冥土まで導いてくれるそうです。納経所で受け付けしてくれますので、是非押印してもらいましょう。
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