四国八十八箇所霊場第十番札所である切幡寺(きりはたじ)は徳島県阿波市市場町にある高野山真言宗の千手観世音菩薩を本尊とする寺院である。
正式名は得度山(とくどざん)灌頂院(かんじょういん)切幡寺(きりはたじ)。
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寺伝によれば、修行中の空海(弘法大師)が、機織の娘にほころびた衣を繕うための布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切り取って差し出してくれた。
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空海(弘法大師)はお礼に娘の願いを聞けば、娘の父母の供養のために千手観世音菩薩を彫ってほしいとのこと。

そこで千手観世音菩薩像を刻んで、娘に灌頂を授けたところ娘は千手観世音菩薩の姿に変わったという。

本堂に空海(弘法大師)の彫った千手観世音菩薩と、機織り娘が即身成仏した千手観世音菩薩(「はたきり観音像」本堂右奥)を本尊として安置し開基に至る。
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山号や寺号は機織娘の伝説からの由来である。

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