話はさかのぼり、コロナがはやり始めたころ、旦那様は週に三回、総合病院で透析をしていました。

透析室の担当医師から、透析室の方は、透析室でまとめて、一回目のコロナワクチンを打ちますので、希望を聞きます、とのことでした。

旦那様は、医師に、本当に安全なワクチンがたったの六か月でできるわけがない、普通は5年、10年はかかるもんだ、俺はワクチンの治験には参加しない。

と、言いました。それに対して、医師は、分かりました。と、少し微笑んで、それ以上は何も言いませんでした。

これにより、我が家での方針が決定し、私も、娘たちも、旦那様が心不全で一か月後に亡くなりますが、旦那様の言葉に従い、誰に何と言われようと、ワクチンは打たずにいます。そして、みんな元気でいます。