療育ママ友さんと話していて、昔、「草彅君が自閉症のドラマやってたよね~」と話したら、なんと、そのDVDを持っているということで、お借りした。
草なぎ君のこの道シリーズは好きだった。
つらいところもあるけど、好きだった。
とにかく泣けた気がする。
主人公の大竹輝明は先天的な障害により、10歳程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の青年。家族は、母の里江と妹のりなの3人暮らしだが、二世帯住宅の家に、輝明の兄・秀治の家族も住んでいる。輝明は、幼なじみで、動物園の獣医師である松田都古に動物園の飼育係をやってみないかと勧められ、動物園で働くことになった。物語は、輝明の純粋かつ直向きに生きる姿を描く。(Wikipediaより)
最初、なんかつらくて、なかなか見進められなかった。
■ネタバレあり感想
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・都古ちゃんみたいなお友達がいるの、いいなぁ。
小さい頃に二人で遊んでる回想は、輝明が普通っぽい。
あれだけ障害が重ければ、いくら幼馴染でも、二人だけで遊ぶってなさそうな気がするけど、昔はおおらかでそれくらいあることかなぁ?
・2話の冒頭で、主人公は自分のミスについて謝ることができたし、都古ちゃんに続いて、「よろしくおねがいします」も言えていた。
・お母さんは仕事でつらいことがあった主人公に「みんな仕事をしていればつらいことがあるの。生きていくために、みんな仕事してるのよ」と。
仕事を続けることが主人公のためになるから。と毅然としてた。
今回の職場は確かに幼馴染がいて、環境も悪くないから、私が親でも続けてほしいと思うかもしれない。
でも、基本的に、私はマッシュ君が楽しく働いてくれるのがいいなぁ。
作業所でもマッシュ君が楽しければ、それでよい気がする。
・主人公はテンジクネズミのガイドをすべて覚えていた。
そういえば、ある動物園で動物の説明をしてくれた人がいたなぁ。
その人は他の職員さんと話している雰囲気が自閉症っぽい雰囲気があった。
動物園で障がい者雇用の話も聞いたことあるし、動物園と自閉症の相性はよいのかな。
・3話から田中圭がだんだん味方になってくれていって、安心した。
・5話 結婚式に出席するシーン
その日の流れを事前に家で説明してた。
動物園でもそういう描写があったらよかったのに。
・6話 自閉症の息子を受け入れられなかった小日向さん
成長するテルを見て
「そばにいる人間がどう接するかで可能性はどんどん広がるんだなぁ」
・8話 レッサーパンダが心配でテルが動物園に残ると母に電話
母、感動。
そんな電話もらったら、超感動だ!!!
お母さんがテルに伝えて、テルも覚えている
「できることが多いのが良くて、少ないのが悪いってわけじゃないの
自分ができることを一生懸命にやればいい」
涙!
私もそんなことを言えるお母さんになれるかな。
・9話 みやこちゃんを呼ぶことも先生に相談するんだ。
エクスポージャー不安…好きな人に変なことを言ったりとか
・最後はグループホームに入ることは、全然覚えてなかった。
テルはみやこちゃんもいるし、兄も妹もいるし、いいなぁ。
我が子が亡くなった後、我が子の幸せをサポートしてくれる人、誰かいるといいなぁ。
・物語全般を通して、テルの行動からまわりが気づきを得て…
という内容に泣いちゃうんだけど、
でも、まあ、気づきなんて与えなくても、認めてほしいというか……。
誰だって誰かに気づきを与えるかもしれないし、与えないかもしれないし、自閉症に限ったことではない気もするんだけど。
・テルの着てるト音記号が書いてある黄色いカウチンセーターかわいい。
(テルはこだわりで黄色の服ばかり着ている)